ドイツ代表:左サイドバックにおける、三つ巴の争い


 ニコ・シュルツ、マルセル・ハルステンベルク、ヨナス・ヘクター。そのうち二人が、ドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督よりユーロ2020へのチケットを受け取ることになるだろう。果たしてどの選手がそれを手にすることができるのか?それぞれの選手について、改めて分析していこう。

 長年に渡ってドイツ代表m左サイドバックは、1つの穴と見られてきた。もしくは、ヨナス・ヘクターの言葉を借りれば「僕しか左サイドバックがいない次期もあった」ものだ。2015年3月から2017年9月にかけて、実際にそういった事態が見受けられており、ヘクターは代表36試合中34試合で出場。フランスでのユーロしかり、ロシアでのコンフェデ杯もその例外ではなかった。

 しかしながら時代は変わった。既にヘクターは欠かせない存在では無くなってきており、これまでの間でドルトムントのニコ・シュルツ、そしてライプツィヒのマルセル・ハルステンベルクが浮上。レーヴ監督はユーロ2020に向けて、それぞれのポジションに2選手ずつ配置したい考えであり、そのためこの3選手のうち2選手がユーロの舞台へと参加することになるはずだ。

攻撃力のシュルツ

 2018年9月8日にドイツ代表デビューを、代表初得点で決勝点を決めるという、この上ない形で達成したシュルツ。これからの代表戦9試合のうち8試合で出場しており、「プレーした時には、常にとても良いプレーをみせてきたと思う。監督もそう思ってくれているはずだ」とコメント。だが最近3試合に関しては、足の負傷により代表参加が見送られており、「また復調して痛みがなくなってことを嬉しく思うよ」と同選手。3人の候補のなかでは、もっともオフェンス力に優れており、特にレーヴ監督が3バックを採用することを思えば1つのメリットだと言えるだろう。

シュート力のハルステンベルク

 同じくデビュー戦で活躍をみせたのがハルステンベルクだ。ただ2017年11月10日に行われたそのイングランド代表戦にて、十字靭帯を断裂して14ヶ月もの長期離脱。ただシュルツが負傷により欠場した最近3試合では、逆にハルステンベルクがフル出場しておりアピールに成功。北アイルランド戦ではゴールも決めていたものの、ただ今回は大腿筋の筋損傷のために不参加。3選手の中では最もシュート力に優れており、さらにシュルツと同様にチャンピオンズリーグでの経験も得られていることもプラス材料だ。

ヘクターは希望抱きつつも、立場はチャレンジャー

 最後に代表でプレーしたのは1年も前んことは、2018年11月15日に行われたロシア代表とのテストマッチであり、それから7試合はレーヴ代表監督からの招集は見送られている。ただ前回の代表戦期間では、ヘクターは筋肉系の問題により辞退となっていたのだが、「まだ希望はある。じゃないと、ここにいるはずはないからね」とコメント。「練習でパフォーマンスをみせアピールすること。それが目的だし、またチームに入っていきたい」と意気込みをみせた。ヘクターの強みは経験値と信頼ということになるが、ただ現時点での立場としては2選手の後塵を拝していることだろう。 
 


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