指定暴力団四代目小桜一家の幹部が正月用飾りの熊手を購入するよう被害者に要求したとして県公安委員会が再発防止命令を出しました。


命令を受けたのは薩摩川内市に住む四代目小桜一家の65歳の男性幹部です。

警察によりますとこの幹部は去年12月ごろ複数の店舗に電話で「熊手を今年もお願いできないか」などと告げ、指定暴力団の威力を示し正月飾りの熊手の購入を要求したということです。


幹部は「電話をかけたことは間違いない」と違反行為を認めているということです。


再発防止命令の期間は1年で、出されたのは1992年に暴力団対策法が施行されて以来、県内では3件目です。