来月10日の海開きを前に、26日朝、鹿児島市の磯海岸に、あるものが寄付されました。海岸に贈られたあるものとは?
例年、夏には海水浴に訪れた多くの人で賑わう鹿児島市の磯海岸。
26日朝、次々に到着したダンプカーが運び込んだのは…
【宮城記者】
「磯海岸に次々にやってくるダンプカー、ザーッと音を立てておろしているのはたくさんの砂です」
県内の砂の採取販売業者が台風などで浸食された砂浜を回復させようと「砂」を寄付しました。鹿児島の海で採取された砂はサラサラとしていてやわらかく、水に混じってもあまり濁らない点が特徴です。
【鹿児島市河川港湾施設課・小松広和課長】
「台風などの気象の関係で、砂が流されていって、ちょっとずつ減ってきていますので、こうした形で追加して維持する形をとっています」
【吹上工業鹿児島営業所・泉達成所長】
「砂を入れ替えてきれいな砂浜にすることによって。まあたくさんの地域住民のかたにいそしんでいただければいいかなと言うふうに思います。たくさんの思い出を作って欲しいです」
27日、28日にかけて10tダンプカー66台分、約500?の砂が運び込まれます。
磯海水浴場のオープンは来月10日です。