自宅に火をつけ、全焼させた罪に問われている女の裁判員裁判が鹿児島地裁で始まり、女は起訴内容を認めました。


 現住建造物等放火の罪に問われているのは、錦江町田代麓の無職・折小野さだ子被告(58)です。


 起訴状などによりますと、折小野被告は去年2月、内縁の夫と暮らしていた錦江町の自宅に火を放ち、木造平屋住宅1棟を全焼させた罪に問われています。


 2日の初公判で折小野被告は起訴内容を認めました。


 検察側は、内縁の夫から酒を控えるよう指摘され、口論の勢いで放火を決意し、犯行に及んだと指摘。一方、弁護側は、自殺目的の犯行などと述べ、量刑上酌むべきと主張しました。


 判決は今月10日に言い渡されます。