17日午後、兵庫県姫路市の女性(65)が「通信事業会社の職員を名乗る男らに、現金2025万円をだまし取られた」と県警姫路署に被害を届け出た。同署は詐欺事件として調べる。

 同署によると、女性は2月2日、通信事業会社の支店店員を名乗る男に電話で「携帯電話が不正に契約されている」と言われ、その後に警察官や検察官を名乗る男から「口座を調べるのでお金を振り込んでください」と連絡を受けた。

 女性は4月25日までに、同市内の金融機関のATMなどから33回にわたり、計2025万円を振り込んだという。男から「後日に報告書を送る」と伝えられたが、自宅に届かないため不審に思い、110番し被害に気付いた。