サッカー女子のWEリーグ第17節最終日の28日、INAC神戸レオネッサは本拠地のノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)でマイナビ仙台レディースと対戦し、4−1で大勝した。通算12勝4分け1敗の勝ち点40として2位をキープ。消化試合が一つ多い首位の三菱重工浦和レッズレディースを勝ち点7差で追う。

 INAC神戸は前半6分、FW田中が自身の誕生日を祝うゴールで先制。2分後にMF成宮が続き、2点リードで試合を折り返した。

 後半に入ると、20分に高卒新人のFW辻沢が初ゴール。リーグ3番目となるチーム通算100点目を飾ると、2分後にも辻沢が追加点を決めた。


 【INAC神戸】2001年創設。澤穂希ら当時の日本代表が多く加入した11年から、なでしこリーグ3連覇。21年にプロリーグとして発足したWEリーグの初代女王に輝くと、今年1月の皇后杯全日本女子選手権決勝で7度目の優勝を飾った。今春、クラブの経営権が廃棄物処理大手の大栄環境(本部・同市東灘区)に譲渡された。