サムスン電子が業界で初めて2億画素のイメージセンサーを公開した。高画素のイメージセンサー市場を先取りし、1位のソニーを早いスピードで追撃するという目標だ。イメージセンサーはサムスン電子で2030年までにシステム半導体1位を占めるために育成している戦略事業の一つだ。韓国メディア「国民日報」が報じた。(写真:ISOCELL HP3)
原文記事:https://news.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0924251787

サムスン電子は22日、0.56マイクロメートル(μm)サイズのピクセル2億個を搭載したイメージセンサー「アイソセルHP3(ISOCELL HP3)」を発表した。この製品には2億個の画素全体を活用する位相差自動焦点技術「スーパーQPD」を採用した。 上下左右の位相差を利用して、より速く正確に焦点を合わせることができる。

また、全画素の自動焦点機能とともに、1秒当たり30フレーム8K超高解像度、120フレーム4K高解像度映像を採用し、動画機能を強化した。明るいところと暗いところの照度差が大きい部分が混在した状況で露出時間が異なるフレーム3枚を合成してきれいで生き生きとしたイメージを提供する「スタッガードHDR」機能も採用する。アイソセルHP3は14ビット支援で以前の製品に比べて色表現力が64倍良くなった。

照度条件により4個または16個の隣接ピクセルを一つにまとめて撮影する独自技術「テトラスクエアードピクセル」も採用した。この技術は低照度環境で隣接したピクセルを縛って受光面積を4倍、16倍に拡大し、より鮮明なイメージを提供する。

サムスン電子は年内に同製品を量産する予定だ。1億画素に続き、2億画素時代もサムスン電子がソニーより先に開発に成功し、イメージセンサー市場でのシェアをさらに拡大するものと予想される。超高画素のイメージセンサーはシャオミ、OPPO、VIVOなどの中国企業を中心に積極的に使われている。

市場調査会社のTSRによると、イメージセンサー市場で2019年ソニーとサムスン電子のシェアはそれぞれ48.4%、18.0%で格差が30.4%に達した。昨年はソニー43.0%とサムスン電子19.7%で格差が23.3%ポイントに減った。年平均成長率でもソニーは3.3%、サムスン電子は14.7%と差がある。

著者:コリアエレクトロニクス編集部