JR四国が中期経営計画の達成に向けた取り組みで、2023年度は検証項目9項目のうち、7つの項目を達成したと発表しました。また、1項目で一部達成、1項目で不達成となりました。

 達成した項目は、「鉄道運輸収入の確保」や「連結売上高の確保」などです。「鉄道運輸収入の確保」については、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことや、イベントに積極的に取り組んだことなどが達成の理由だとしています。また「連結売上高の確保」は3月に開業した高松オルネの利用者が多いことが理由としています。

 また達成しなかった項目は「チケットアプリの定着・拡大」で、着実に利用が増加しているものの達成に至らなかったということです。

 2024年度は、鉄道運輸収入の確保など9つの項目について検証を行うとしています。