清掃作業中に腕時計を盗んだ窃盗の罪に問われていた、元プロ野球・巨人の投手松本竜也被告の裁判で、高松地方裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 判決などによりますと、松本竜也被告(31)は2024年1月、清掃作業で入った高松市の住宅から腕時計2点時価あわせて33万円相当を盗みました。

 7月5日の裁判で松本被告は起訴内容を認め「収入が減り生活が苦しかった」などと述べました。

 検察側は懲役1年6カ月を求刑、一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。

 高松地方裁判所の深野英一裁判官は、「身勝手な犯行ではあるものの示談金を支払い反省していること」などから懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。