マダニが媒介する感染症で、長崎市の80代の女性が死亡しました。

「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)に感染し死亡したのは、長崎市の80代の女性です。

長崎市によりますと 女性は今月15日に発熱や意識障害の症状があり、2日後に死亡しました。

ダニの刺し口は見つかりませんでしたが、血液検査で感染が分かったということです。

今年に入り県内で死亡が確認されたのは初めてです。

市は、草むらや藪などマダニが多く生息する場所に入る場合には、帽子や長ズボンを着用し、肌の露出を少なくするよう呼びかけています。