九州新幹線西九州ルートの整備方式などについて話し合う与党検討委員会が沿線自治体などを対象にしたヒアリングを7月下旬に行う方向で調整していることが分かりました。

意見聴取は2回に分けて東京で行われる予定で、7月24日と30日が候補日となっています。

関係者によりますと、県内では長崎県のほか、沿線自治体の長崎市と大村市に出席の打診がありました。

九州新幹線西九州ルートをめぐっては、佐賀県の新鳥栖‐武雄温泉の間は整備方式が決まっていません。

与党検討委員会は整備方式や開業後の効果などについて地元の意見を聞くとみられています。

大石知事は6月の県議会で「全線フル規格の整備実現に向けた思いを伝えたい」と出席の意向を示していました。