ゴールデンウィーク後半4連休の3日、鹿児島県内各地のイベント会場や行楽地は多くの人でにぎわいました。

鹿児島県垂水市では5年ぶりにカンパチ祭が開かれ、恒例のカンパチのつかみ取りのほか、初めての試みとなる大食い大会も行われ、会場は盛り上がりをみせていました。

養殖カンパチの生産量が日本一の垂水市漁協。

そんな垂水市の海潟漁港で、3日と4日の2日間開かれるのが垂水カンパチ祭です。

通常の規模での開催は5年ぶり。

4連休初日とあって、会場は多くの家族連れでにぎわいをみせていました。

親子
「九州の中で行ける場所を探していて、カンパチが好き。この子がぷにぷにしてる」

子ども
「カンパチを食べるためだけに来た!」

そんな垂水のカンパチ祭で恒例のイベントがこちら!

カンパチのつかみ取りです。

500人もの応募から抽選で選ばれた子供たちが活きのいいカンパチを必死で追いかけます。

その大きさと速さに太刀打ちできない子供がほとんど。

怖がって泣き出してしまう子もいるなか、自力でカンパチをつかまえた男の子を発見!

男の子
「力を入れてすくうみたいに取った。刺身と丼ぶり(にして食べたい)」

ほかにも一本釣り体験や漁船に乗っての餌やり体験など、カンパチにまつわるさまざまなイベントが企画されています。


そんななか、今回初めて実施されたのが、大食い大会です。

カンパチの漬け丼を15分の制限時間内に何杯食べられるかを競います。

小学生から大人、そしてご当地ヒーローの薩摩剣士隼人まで10人が挑戦。

「がんばれー!」

その結果、栄えある初代チャンピオンに輝いたのは、19歳の女子学生!

記録は堂々の6杯半でした。

初代チャンピオン
「うれしいです」

Q6杯半という記録は?
「全然(まだ)。時間があれば(もっと)食べられた」


「食事代は自分で払ってもらわないとやりくりができない」

初代チャンピオン
「もっと大きな大会に出てみたい」

垂水カンパチ祭は、4日もカンパチのつかみ取りや、開催20回記念の餅まきなどが予定されています。