2023年度の鹿児島県内の有効求人倍率は1.20倍で3年ぶりに前年度を下回ったことが分かりました。

鹿児島労働局によりますと職を求める人に対する求人の割合を示す県内の有効求人倍率は2023年度は1.20倍でした。

これは統計開始以降最も高かった2022年度を0.14ポイント下回り3年ぶりの減少となりました。

労働局では県内で電子部品やデバイスを製造する大手企業や関連企業の生産調整に伴う求人の減少が要因の一つと見ています。

一方、2024年3月の有効求人倍率も3カ月ぶりに減少していて労働局は「物価上昇などが雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。