鹿児島市の照国神社で建設が進む新しい社務所の上棟祭が行われました。

鹿児島市の照国神社は、薩摩藩とイギリスの間で起きた薩英戦争の翌年の1864年に建てられました。

社務所の建て替え工事は、神社創建160年を記念して行われる事業の一環で、2023年10月から工事が進められています。

その安全を願う上棟祭では神事が行われ、神社や工事の関係者らが建物の順調な完成を祈っていました。

照国神社 権禰宜・中木屋徹さん
「バリアフリー等を含めて、皆様がより参拝しやすい神社を目指して頑張っていきたい」

神事のあとには境内で餅まきも行われ、多くの参拝者らが祝いの餅やお菓子などを集めていました。

参拝者
「こういった行事は最近ないので新鮮だなと。自分たちが子どものころはよくあったけど、この子たちの代になると、あまりこういうことがないので、いい経験になったかなと思う」
「すごく楽しかった。お餅を1個いただきました」
「いっぱい頂いてありがたい。色んな人に幸せをお裾分けできたら」

照国神社の新しい社務所は、2024年9月に完成する予定です。