兵庫県尼崎市で教え子の16歳の女子高校生にわいせつな行為をした疑いで、塾の経営者の男が逮捕されました。

不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは尼崎市で個人塾を経営する牧史朗容疑者(63)です。


■密室で教え子にわいせつか

警察によると牧容疑者は6月29日、午後6時50分ごろ、期末試験の対策で塾に来ていた高校1年生の女子生徒(16歳)の太ももや胸を触るなどした疑いがもたれています。

当時、教室には、牧容疑者と女子生徒の2人きりでした。


■泣きながら母親に電話「助けを求めることや抵抗ができなかった」

女子生徒は、塾の帰り道に母親に泣きながら電話をかけ、帰宅後、父親と一緒に交番に行き被害を申告しました。

女子生徒は「怖くて気持ち悪かったが、他に塾生もおらず助けを求めることや抵抗ができなかった。塾が終わる時間になれば逃げられると思い、午後7時に逃げた」と話しているということです。

牧容疑者は調べに対し「性的な興奮を覚え、体を触った」と容疑を認めています。