杉咲花主演のカンテレ・フジテレビ系・月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜よる10時〜放送)。本作は、“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。

 

 第1話では、それまで一切の医療行為が許されなかったミヤビ(杉咲花)が、アメリカから帰国した三瓶(若葉竜也)によって徐々に医者としての自分を取り戻していく姿が描かれ、第2話では、「記憶を失っても、強い感情は忘れません」という三瓶の言葉に背中を押されたミヤビが、自身の障害と向き合いながら、同じ苦しみを抱える患者にひたすら寄り添う姿が大きな感動を呼んだ。さらに、第2話のラストシーンでは、記憶を失う前のミヤビが三瓶と婚約していたという衝撃の事実が明らかになり、続く第3話の冒頭で三瓶が「僕は、川内先生の記憶障害を治したい」とミヤビに伝えるシーンがオンエアされると、SNSでは「三瓶先生の心の揺れがダイレクトに伝わってきて、一瞬で引き込まれてしまった」など、三瓶に扮した若葉竜也の圧巻の演技が大きな話題となり、過去4度の共演がある杉咲花との絆を感じさせる芝居にも賞賛の声があふれた。

 

 今夜5月6日(月)放送の第4話では、検査でミヤビの記憶障害の原因が見つからなかったことに納得のいかない三瓶が、ミヤビの主治医である大迫(井浦新)の元へ。しかし、過去にも何やら因縁がありそうな2人。教授室を埋め尽くさんばかりの観葉植物を愛で、ここまで温和な表情でミヤビを見守ってきた大迫が一変、三瓶に声を荒げる一幕もあり、2人の対立を加速させる決定的な出来事に、溝は深まりそうだ。

 一方、せつなくも明るく前向きなメロディーが作品の世界観にぴったりだと、ドラマと同様に話題になっているのが、あいみょんが本作のために書き下ろした主題歌「会いに行くのに」。第1話では、物語の終盤、脳外科医として再び歩き出したミヤビが三瓶の隣で笑顔を見せるシーンで流れ、第2話では、重い後遺症で一度は夢をあきらめた患者がもう一度夢に挑戦することを決めたシーンで、第3話では、三瓶を信じるべき相手だと心で感じたミヤビが、「私の脳を検査してください」と三瓶に頼むシーンで流れるなど、SNS上には「『会いに行くのに』がドラマに合いすぎて泣ける…」「イントロのギターが良い。ドラマのいいところでかかるからなお良い」「あいみょんの歌が流れた瞬間、涙腺が崩壊する」といった声が寄せられ、その歌声に涙を誘われる視聴者が多かったよう。また、あいみょん本人もインスタグラムのストーリーにも「アンメット リアタイすんで!!」と投稿。今回、視聴者と同じく、『アンメット』を楽しむ、あいみょんからコメントが到着した。

 

※主題歌「会いに行くのに」は、5月1日(水)より先行配信中。また、あいみょん16枚目のニューシングル「会いに行くのに」が5月22日発売予定。

あいみょん コメント全文

Q.『アンメット』を見た感想をお願いします。

第一話、自分の曲が流れることなんて忘れるくらい、ほろほろ泣いてしまいました。静かに気持ちが揺さぶられる感覚でした。月曜日が早く来てほしいって思います。まだまだ楽しみです!

 

Q.ドラマの中で、好きなシーン、気になった登場人物等を教えてください。

三瓶先生が食べてる赤くて長いグミが気になります。私もグミが大好きなので。曲作りする時にはグミを食べて脳を活性化させたいと思いました。

Q.主題歌「会いに行くのに」に、込めた想い、メッセージをお願いします。

記憶をテーマに作った楽曲です。ドラマの中でどんな風に溶け込めるかどうか、想像を巡らせながら制作しました。

「強い感情は忘れません」とドラマの中の台詞でもありましたが、何だか腑に落ちた気がして。私はそんな強い感情をいくつも持ち続けて、日々歌詞を書き起こしているのかもしれません。

 

 

<5月6日(月)放送 第4話あらすじ>

三瓶(若葉竜也)が検査した結果、ミヤビ(杉咲花)の脳には、これほど重度の記憶障害が残るような大きな損傷は見当たらず、三瓶とミヤビは困惑する。しかし、ミヤビから相談を受けた大迫(井浦新)は三瓶の見立てが間違っていると指摘。さらに、以前から知っている三瓶のことを「危険な医者」だと言い放つ。検査結果に納得できない三瓶は後日、ミヤビのカルテをこの目で確認しようと大迫の元を訪ねる。しかし、秘書の麻衣(生田絵梨花)から大迫は終日不在だと言われ、あきらめて帰ろうとしたその矢先、院内で入院患者らしき7歳の少年に出くわす。この少年の手術が、三瓶と大迫が激しく対立する引き金になっていく。一方、ミヤビはロボット工学研究者の加瀬誠(前原瑞樹)を担当することに。加瀬は破裂の恐れのある動脈瘤(りゅう)が脳に見つかった患者。脳動脈瘤が破裂するリスクは年間1%程度だが、破裂すれば重度の障害が残るか、最悪は死に至る。しかし手術をすれば4〜10%の確率で後遺症が残る。確率論での過酷な選択を突きつけられ、妻と幼い子を養う加瀬は葛藤。ミヤビはそんな加瀬に根気よく寄り添い、最善の治療を行うためにカテーテル専門医である綾野(岡山天音)にも相談。すると綾野の口からミヤビに思わぬ言葉が出てきて…。

<作品概要>

【タイトル】 『アンメット ある脳外科医の日記』

 

【放送枠】毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)

 

【出演】杉咲花 若葉竜也 岡山天音 生田絵梨花 山谷花純 尾崎匠海(INI) 中村里帆 ・ 安井順平 野呂佳代 

千葉雄大 ・ 小市慢太郎 酒向芳 吉瀬美智子 井浦新

 

【原作】子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)

「アンメット−ある脳外科医の日記−」 (講談社「モーニング」連載)

 

【脚本】篠﨑絵里子

 

【音楽】 fox capture plan

 

【主題歌】あいみょん「会いに行くのに」(unBORDE/Warner Music Japan)

 

【オープニング曲】上野大樹「縫い目」(cutting edge)

 

【演出】Yuki Saito 本橋圭太

 

【プロデューサー】 米田孝 本郷達也

 

【制作協力】MMJ 

 

【制作著作】カンテレ 

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