「ドラえもん」大好きだった… 亡き娘の宝物生かして 熊本市の栃原さん 遺品の漫画49冊、高森高に寄贈

熊本日日新聞6/13(金)11:47

「ドラえもん」大好きだった… 亡き娘の宝物生かして 熊本市の栃原さん 遺品の漫画49冊、高森高に寄贈

栃原由紀子さんが高森高へ寄贈した藤子・F・不二雄さんの漫画。昨年12月に亡くなった娘の直美さんが集めていた=6日、高森町

 熊本市中央区の栃原由紀子さん(81)が、昨年12月に48歳で亡くなった娘の直美さんが集めた藤子・F・不二雄さんの漫画49冊を、高森高(高森町)に贈った。「ドラえもん」や「キテレツ大百科」など7作品で、図書館に置いてマンガ学科の生徒の学習などに役立ててもらう。

 看護師だった直美さんは栃原さんと2人で暮らしていたが、劇症型溶血性レンサ球菌(溶連菌)感染症で急逝。ドラえもんが大好きで、人形やグッズを集めていたという。

 漫画は、栃原さんが直美さんの遺品の整理中に見つけたもので、全てフィルムで包装されたままの新品。初めは処分しようとしていたが友人に高森高への寄贈を提案され「娘の宝物が生かされるならうれしい。娘も喜ぶと思う」と、5月21日に贈った。

 同高の鳴瀬幸裕校長は「栃原さんの思いを生徒に伝え、大切に活用してもらう」。マンガ学科2年の桜井優奈さんは「最近の漫画とは違う発見ができそう。寄贈はありがたい」と話した。(諌山美羽)



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