ホンダが2021年3月31日に除雪機の一部改良を発表しました。今回のように春に除雪機の情報を発表する場合、どのような要因があるのでしょうか。

2020-2021年の冬シーズンの大雪も考慮

 雪国で重宝する機械として「除雪機」がありますが、シェアが高いメーカーとしては、クルマやバイクで馴染み深いホンダが挙げられます。

 そして除雪機に関して新製品の発売や改良などを発表するタイミングは、まもなく雪が降る秋や初冬以外に、春や梅雨時期、あるいは夏のこともあるといいます。どのような要因で、暖かい季節に除雪機の発表をおこなうのでしょうか。

 直近では、ホンダが2021年3月31日に小型除雪機「HSS760n」の一部改良を発表したほか、ハイブリッド除雪機「HSM1590i」のモデルチェンジは2018年6月28日に発表しています。

 また、ホンダと同様にシェアの高い除雪機メーカーとして知られているヤマハ発動機は、2013年4月11日のプレスリリースにおいて、新型の除雪機「YT-1070」「YS-1070J」「YS-1070T」を発表しています。

 除雪機に関する情報を発表するタイミングについて、ホンダの広報担当者は次のように説明します。

「除雪機は通常、夏頃に本格的な生産が開始され、雪が降り出す前にはそのシーズンの需要分を作りきっている状態にしなければなりません。

 ガチガチの受注生産というわけではないのですが、そのシーズンの受注数を早めに把握したいというのもあり、除雪車の情報を早めに出すことがあります」

 また、前シーズンの天候の動向を参考にするということもあると説明します。

「とくに2020-2021年の冬シーズンには、記録的な大雪を記録した地域も多く存在し、苦労されたお客さまも多くいらっしゃったことから、今シーズンは比較的早めに情報を出すという判断に至っております」(ホンダ広報担当者)

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 なお、ホンダによると今シーズンは販売促進のキャンペーンを2021年4月1日に開始していることも、発表時期の決定に影響しているといいます。

 購入を検討している場合、早めに情報収集を始めることで、来シーズンの雪に対してより確実に対処できるかもしれません。