日産は上海モーターショー2021で4代目モデルとなる新型「エクストレイル」を世界初公開しました。また、中国市場における今後の展開についても明らかにしましたが、いったいどのような構想を描いているのでしょうか。

e-POWER搭載車を中国市場に投入へ

 日産は2021年4月19日に上海モーターショー2021で新型「エクストレイル」を世界初公開しました。

 エクストレイルは2000年に初代モデルが日本で登場。現行モデルは2013年12月に登場した3代目です。なお、中国市場では2014年3月末に発売されています。

 2021年現在は北米で販売される姉妹車の「ローグ」とあわせてグローバル展開されるモデルに成長しており、日産によると中国においてもエクストレイルは同社のSUVセグメントにおける最量販車種のひとつになっているといいます。

 姉妹車のローグは新型モデルが2020年6月15日に公開されていましたが、今回新型エクストレイルは約10か月後となる2021年4月19日に公開されています。

 なお、中国市場への投入は2021年下期を予定しているということです。

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 また、日産は上海モーターショー2021で電動パワートレイン「e-POWER」の中国市場への投入を表明しました。

 e-POWERはエンジンが発電を担い、100%モーター駆動で走行するシステムで、日本においては「ノート」「セレナ」「キックス」にも搭載されており、e-POWER搭載車両の累計販売台数は50万台を超えています。

 日産はe-POWERについて、中国政府が策定した新エネルギー車のロードマップの推進にも貢献すると説明。また、2030年代早期より主要市場に投入する新型車をすべて電動車両とすることを目指しているとしています。

 日産の最高執行責任者(COO)であるアシュワニ・グプタ氏は、今後の中国市場での展開について次のように説明します。

「中国はモビリティの未来を生み出す最前線にあります。日産は、コネクティビティや自動運転技術、そして電動化技術におけるイノベーションを推進し続け、革新的で最先端の技術を中国のお客さまにお届けし、モビリティの未来を切り拓いていきます。

 また、最新のe-POWERを中国における最量販セダンである『シルフィ』を皮切りに、2025年までに6車種へ搭載します」