突如として復活が発表された「ラリーアート」。三菱のモータースポーツを支えてきたブランドですが、ユーザーはこの「ラリーアート復活」にどのような想いを寄せているのでしょうか。

ラリーの三菱、四駆の三菱はどのように復活するのか?

 2021年5月11日に三菱は、2020年度決算説明会を実施しました。そのなかで、同社のモータースポーツ部門といえる「ラリーアート」ブランドの復活を発表しています。
 
 三菱ファンならずクルマ好きが大きく注目したラリーアートの復活ですが、ユーザーからはどのような反響があったのでしょうか。

 ラリーアートは、ヨーロッパにおける三菱のモータースポーツ拠点として「ラリーアートヨーロッパ」が1983年に設立されたことで、その歴史がスタートします。

 1984年には日本にもラリーアート(株式会社ラリーアート)が設立され、モータースポーツ活動などをおこなっていました。

 WRCやパリ・ダカールラリー(現:ダカールラリー)への参戦を通じて、「ラリーの三菱」「4WDの三菱」といったブランドイメージが定着。同社のクロカンSUV「パジェロ」の販売に大きく貢献しました。

 しかし、2005年に三菱はWRCワークス活動の休止を発表。そして2009年にはダカールラリーからの撤退を表明。ラリーアート自体は継続していたものの、2010年3月末にモータースポーツ関連の主要業務の終了を発表しています。

 その後、2018年11月には日本、2019年3月にはグローバルのホームページが閉鎖されて今に至っていましたが、2021年4月から三菱のホームページ内にモータースポーツページが解説され同社の動向に注目が集まっていました。

 そして、前述の決算説明会にて「三菱らしさの具現化」のひとつの手段として「ラリーアートブランドの復活」が発表されたのです。

 今回、くるまのニュースではSNSにて、ラリーアートの復活に関するアンケートを実施。

 最初に「ラリーアートの今後の活動に期待しますか?」という質問では、「とても期待する(74.1%)」、「まあまあ期待する(22.2%)」、「あまり期待しない(3.7%)」という結果となりました。

 また、ラリーアート復活の第一歩として、純正アクセサリーを設定することを明らかにしていますが、「希望するアクセサリー」では、次のような回答となっています。

 ・エアロパーツ:59.3%
 ・ホイール:25.9%
 ・内装パーツ:29.6%
 ・機能性パーツ(足回り、吸排気系など):77.8%

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 また、決算説明会では今後、モータースポーツへの参戦も検討すると明言されましたが、ユーザーが参戦してほしいカテゴリーでは「世界ラリー選手権(WRC)」や「ダカールラリー」を挙げる人が多く見られました。

 そのほか、復活するラリーアートに対して寄せられたユーザーの意見としては、次のようなものがあります。

「三菱最後の希望。少しずつでいいので楽しいクルマを作っていってほしい」

「いい意味で無骨で真面目な『三菱らしさ』は失わないでほしい。日産とくっついたことでそこだけが心配」

「復活するからには、イイ意味で期待を裏切ってビックリさせて下さい!」

「学生でコルトラリーアートを購入しようと考えているので新旧並べてみたいです!」

「ランエボはもちろんコルトもいつも愛車候補筆頭でした。ラリーアートが復活する事でモータースポーツが盛り上がる事に期待です」

「最初から結果を求めたりせず、着実にブランド力を上げていってほしいです。期待しています」

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 今後の商品展開に関して三菱は、2021年内に日本市場向けとして新型「アウトランダーPHEV」を投入することを明らかにしています。

 しかし、ユーザーが熱望するのは、かつての「ランサーエボリューション」といった三菱らしさのあるモデルだといえ、今後スポーツモデルが登場すれば大きな話題となることは間違いなさそうです。