2021年12月に生産終了することが明らかになったホンダ「オデッセイ」を惜しむ声があがっています。SNSユーザーは、オデッセイ終了についてどう思っているのでしょうか。

一時代を築いたミニバンが27年の歴史に幕

 ホンダのミニバンとして長年販売されていた「オデッセイ」が、2021年12月に生産を終了することが明らかになりました。
 
 オデッセイは2020年11月にマイナーチェンジをおこない、迫力のある外観デザインへ変更されるとともに、先進的な「シーケンシャルターンシグナル」を採用するなど商品力を向上させていました。

 そんななか、マイナーチェンジから半年も絶たない2021年3月には販売会社に生産終了の告知が通達されたといいます。

 マイナーチェンジされたオデッセイは、手の動きでスライドドアを開閉できる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」を国内ホンダ初設定するなど、デザインや充実した機能が注目され、販売面でも好調をキープしていた矢先に生産終了することがわかり、自動車業界に衝撃が走りました。

 なお、オデッセイの生産終了は生産工場である狭山工場の閉鎖にともなうもので、同工場で生産される「クラリティ」は2021年8月、「レジェンド」は同年12月に終了されるもようです。

 1994年から5世代にわたってミニバンブームをけん引してきたオデッセイだけに、生産終了は残念という声も聞こえます。

 そこでくるまのニュースではアンケートを実施し、オデッセイ終了についてユーザーに意見を聞いてみました。

「2021年12月に国内生産終了しますが、それについてどう思いますか?」(複数回答)という質問では、「生産終了は悲しい」と答えた回答者がもっとも多く全体の46.7%、「生産終了と聞いて驚いた」が40.0%、「生産終了はやむを得ない」が31.1%となっています。

 なかでも「ホンダのミニバンの元祖だった車種が消えるのは悲しい」「スライドドアがドンドン減っていくのが困る」「いつかは買いたいと思っていたので残念」など、終了を惜しむ声が多く寄せられました。

 また、「マイチェンしたばかりなのにもったいない」「無くなること自体はしょうがないとは思うが、マイナーチェンジをしたばっかりなのに生産終了とはどういう経営判断なのか気になる。生産終了予定ならばマイナーチェンジをする必要はなかったのではないか」と、大きなマイナーチェンジがおこなわれたばかりでの終了を指摘する意見もあります。

「ホンダがどこに向かっているかがわからない」「コンセプトが、ころころ変わりすぎ。今のホンダを語っている」「ホンダは直ぐに生産終了したり車名を変更したりせっかく根付いた車種を大切にしない」と、車種の減少などが相次ぐホンダへの厳しい意見も見受けられました。

 さらに、「歴代オデッセイのなかで印象的なモデルはどれですか?」という質問では、初代(1994年-1999年)が印象に残っていると答えた回答者が46.7%ともっとも多く、次いで3代目(2003年-2008年)が37.8%、5代目(2013年-現行モデル)が17.8%、2代目(1999年-2003年)および4代目(2008年-2013年)が13.3%という結果になりました。

 歴代オデッセイとのエピソードについても聞いてみました。

「初代のCM(アダムスファミリー)がやはり印象的でした」

「初代オデッセイを同級生が20歳で新車で購入したときには驚いた。当時、あのクオリティで200万円を切る価格で3ナンバーボディでキャプテンシートまで選べるクルマはほかには無かった」

「二代目を前期、後期乗り換えた。それくらい良いクルマだった」

「3代目のRB1アブソルート、今も乗っています!」

「3代目をサーキットで試乗したが、同時に乗ったアコードやレジェンドと変わらない感覚で走れたのは驚いた」

「現在はステップワゴンに乗っていて、次はオデッセイかなと考えていた」

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 1994年の初代登場から27年で幕を閉じるオデッセイですが、長期間販売されていたモデルだけあって根強いファンも多く、「電動化され復活することを願う」「オデッセイといえばホンダの危機を救ったクルマなので新たなコンセプトでまた復活して欲しい」など、新生オデッセイを求める声が早くもあがっています。