日本の首都・東京は人口も多く、たくさんのクルマが走っています。都内をクルマで走るときはどのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。

渋谷駅周辺にはクルマで近付くべからず!

 日本の首都である東京は、約1400万が住む巨大な都市です。また、神奈川、千葉、埼玉といった周辺地域から都内に通勤する人も多く、昼間の人口はさらに多くなります。

 そんな東京はクルマの交通量も多く、地方からやってきた人にとっては運転が難しいともいわれています。

 今回は、東京23区と中心に、東京でクルマを運転する際の「暗黙のルール」について、都内を走るドライバーの声を交えて紹介します。

「原宿に近い表参道は片側2車線ずつですが、通り抜けたいなら右側車線を走り、路上のパーキング枠に停めたいのなら左車線を走ります。あとクラクションは基本NGです」(40代・男性)

「国道246号は、渋谷周辺では右折やUターンがほとんどできません。さらに交通量も多く流れも速いので、初心者は近付かないほうがいいです」(30代・男性)

「○○通りと呼ばれる主要道路の脇道は、入るのも地獄、出るのも地獄です。とくに世田谷区は細く狭い一方通行がアリの巣のように張り巡らされています。ナビを信用しすぎて知らない道に入ると出られなくなります」(50代・男性)

「基本的に都内のタクシーは、お客さんを拾うためなら、どんな場所でも急停車する傾向があります。タクシーが前を走っていたら、十分に車間距離を空けることをおすすめします」(40代・男性)

「東京ドームのある水道橋周辺は、白バイの潜伏率が高いです。スピード違反より一時停止違反や車線変更の違反(進路変更禁止違反)を狙っているようです」(30代・男性)

「首都高は出入り口付近が急な角度も多いので、速度には注意が必要です。また時間帯や場所によっては『首都低速(渋滞で進まない)』になるので、渋滞している首都高を走り続けるか、一般道を駆使するかを判断する必要があります」(30代・女性)

「都内の主要駅周辺はクルマで行かないほうがいいと思います。道はあっても右折できなかったり、目的の駅が目の前なのに近づけないなんてこともよくあります。とくに渋谷のスクランブル交差点周辺は必要がない限り近付かないほうがいいです」(20代・男性)

「秋葉原や上野を通過する国道4号は、上野を過ぎて北上するとトラックが加速します。上野までは都内、それより北は下町です」(40代・男性)

 他県のドライバーが東京を走るときに意識したいこととして、周囲の流れを読んで周りに合わせて速度することや、車線変更後は「サンキューハザード」を点灯させるといったことが挙げられます。

 また、都内最強の乗り物は、メルセデス・ベンツでもフェラーリでもなく、子供を乗せた“ママチャリ”です。無謀な運転をするデリバリーの自転車配達員も多いので、自転車への注意も忘れてはいけません。

 また、コインパーキングは主要駅に近付くほどに超高額になるので、駅周辺が目的地なら迷わず公共交通機関を使うべきでしょう。

 そして首都高は、もちろん飛ばしすぎはNGですが、のんびり走っていると逆に危険です。右からの合流や右への分岐も点在しており、行きたい方向へ早めに車線変更しておくと良いでしょう。

 東京は電車やバスなどの公共交通機関が発達しているのでクルマがなくても生活できるといわれていますが、そうはいっても非常に多くのクルマが走っており、都内で運転するには慣れが必要なこともあります。

 物流のトラックやタクシーといった仕事で走るクルマも数多く走っているので、その流れを邪魔するような動きは嫌われると覚えておきたいところです。