インドネシアで販売されるダイハツ車のうち、2021年上半期に2番目に販売台数の多かった3列シート車「シグラ」はどんなクルマなのでしょうか。

全長4m級の3列シート車

 ダイハツのインドネシア法人は、2021年上半期(1月から6月)のダイハツ車の販売台数が6万7232台を記録したと2021年7月16日に発表しました。

 もっとも販売台数が多かったのは日本でも販売される商用車のダイハツ「グランマックス」(1万8617台)でしたが、2番目に多かったのは日本では販売されないMPV(日本でいうミニバン)の「シグラ」でした(1万6432台)。

 シグラとは、いったいどんなモデルなのでしょうか。

 シグラは、ボディサイズが全長4070mm×全幅1655mm×全高1600mm。

 日本で販売されるモデルと比較すると、ダイハツのコンパクトSUV「ロッキー」(日本仕様が全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm)とほぼ同等のボディサイズとなります。

 取り回しやすいボディサイズにも関わらず3列シートを備え、乗車定員は7人乗り。

 なお、日本のミニバンで主流となった後席両側スライドドアではなく、ヒンジ式の後席ドアを装着します。

 デザインは、フロントグリルおよびバンパーがそれぞれ横方向への広がりが意識されたフロントフェイスで、ワイド感を演出。

 フロントオーバーハングも少し長く設定され、その分立体的かつエレガントな造形になっているとダイハツのインドネシア法人は説明します。

 搭載されるエンジンは、最高出力67馬力の1リッター直列3気筒もしくは最高出力88馬力の1.2リッター直列4気筒。

 トランスミッションは1リッター仕様が5速MTのみ、1.2リッター仕様が5速MTと4速ATのいずれかとなります。

 価格は、1億2065万ルピア(日本円換算で約91万円)からに設定されています。

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 ちなみに、シグラのトヨタ版モデルとして「カリヤ」も存在。

 日本の新車市場では、シグラやカリヤに相当するボディサイズのミニバンは存在せず、またヒンジ式の後席ドアを持つミニバンも市場から淘汰されたものの、海外市場では2021年現在も一定の支持を集めている状況といえそうです。