トヨタのタイ法人が、現地仕様の「ヤリス」の新仕様として、クロスオーバースタイルの「ヤリス Xアーバン」を発表しました。日本で販売されるコンパクトカーの「ヤリス」とは異なる現地仕様のヤリスに設定されたSUV風仕様には、どんな特徴があるのでしょうか。

最低地上高は30mmアップ

 トヨタのタイ法人は、現地で販売される「ヤリス」と「ヤリスアティブ」を改良したと2021年9月17日に発表。あわせて、SUV風のカスタムが施された新仕様「ヤリス Xアーバン」を公開しました。いったいどんなクルマなのでしょうか。

 タイでは、日本で2021年現在販売されているコンパクトカーの「ヤリス」とはボディも含めて異なる、アジア市場向けヤリスが販売されています。

 ボディサイズは全長4140mm×全幅1730mm×全高1575mm(スポーツXグレード)で、日本の規格に照らし合わせると全幅は3ナンバー枠に相当するハッチバックです。

 タイ仕様に搭載されるエンジンは最高出力92馬力の1.2リッター直列4気筒のみで、CVTが組み合わされます。なおヤリスアティブは、このアジア市場向けヤリスのセダンモデルとなります。

 今回の改良で、タイ仕様のヤリスおよびヤリスアティブはグロスブラックのフロントグリルやフォグランプ周辺のデザインなどが採用されるなど、内外装デザインが一部変化したほか、新たなボディカラーも追加されています。

 そんななか新たに設定された「ヤリス Xアーバン」は、タイ仕様のヤリスの「スポーツX」グレードと「スポーツプレミアムX」グレードを対象に、SUV風のデザインを実現するパーツがセットになったオプションを装着するというかたちで設定されています。

 外観は「モダン&クール」をコンセプトにデザインされたといい、スキッドプレート調パーツやサイドスカート、16インチタイヤなどが装着されるほか、専用サスペンションの採用により最低地上高もベース車から30mm上げられています。

 タイ仕様のヤリスに設定される「ヤリス Xアーバン」は、ベース車に対して4万4600バーツ(日本円換算で約15万円)高となる、65万8600バーツから72万8600バーツ(約216万円から約239万円)に設定されます。