2021年9月下旬、秋篠宮家の長女眞子さまと婚約している小室圭さんが3年ぶりに日本へ帰国しました。その際に自宅までの移動中の信号は手動で操作されていたといいますが、どういった場合に手動での信号操作はおこなわれるのでしょうか。

信号機を手動操作で青に!? 信号機が操作される特例なケースとは

 2021年10月18日、秋篠宮家の長女眞子さまと婚約している小室圭さんが秋篠宮ご夫妻と面会し、同月26日には婚姻届けを提出して結婚会見をおこなう予定です。
 
 そうしたなかで、小室圭さんは9月下旬に、アメリカから3年ぶりに日本へ帰国。その際、自宅までの移動中の信号は手動で操作されていたと報道されていました。
 
 街中をクルマで走行する際には信号の手動操作はめったに見られませんが、どういった場合におこなわれるのでしょうか。

 通常、街中で見かける信号機は大きく「プログラム多段式」、「半感応式」、「押ボタン式」の3種類に分けることができ、それぞれ制御システムによって青色、黄色、赤色の3色の切り替えがなされています。

 プログラム多段式は、一般的な交差点にある信号機で、自動的に時間や曜日を判別し、あらかじめ入力してある制御パターンのうち曜日や時間帯に合わせて最適なものが作動されるようになっています。

 半感応式は、主道路に対して従道路の交通量が少ない交差点に車両感知器が設置されており、主道路の信号が「青」とし、従道路で車両を感知した場合のみ、信号が切り替えられるようになっています。

 また、押ボタン式については、横断歩行者が押ボタンを押した際に車両側の通行を停めて、横断歩行者に「青」を与えるものとなっています。

 こうした信号機の管理は、各都道府県の交通管制センターでおこなわれており、道路に取り付けられている車両感知器やカメラなどから、周辺の事故や渋滞などの交通情報を集めています。

 一方で、信号機は状況に応じて手動での切り替え操作が可能となっています。

 各信号機には、一般的に信号機を制御する制御機が設置されており、手動の操作をおこなう際は、制御機のなかにある信号機制御のスイッチを「自動」から「手動」に切り替えます。

 スイッチを手動に切り替えた後は、制御機とケーブルで繋がれた手動操作用のボタンで信号機の色を切り替えることが可能となっています。

 もしくは制御機とは別に手動用操作箱が別途設置されており、そのなかに手動操作用のボタンがケーブルで繋がれている場合もあるようです。

 こうした信号の手動操作がおこなわれる場合について、都内のある警察署の交通課担当者は、以下のように話します。

「パレードなどのイベントがおこなわれるときや、震災が起きた際に警察官が操作するということはあります。

 ただ、通常時はほとんど手動で操作するということは見かけないでしょう」

 前述の担当者の話にもあるように、お祭りやマラソンなどのイベントがおこなわれる際には、状況に応じて信号自体を停止させたり、色を切り替えるということがあるようです。

 例えば青森でおこなわれる「ねぶた祭り」では、祭りの時間帯に大通りの交通規制をおこなったうえで信号機を一時的に停止させています。

 このほか、東京都から神奈川県の間で開催される「箱根駅伝」の際にも必要箇所の信号機を随時手動で操作したり、停止させたりすることがあるといいます。

 そうしたなかで、今回の小室圭さんは成田空港に到着後、神奈川県横浜市の実家へハイヤーで移動。その際には、警察車両の護衛により移動していたほか、空港周辺の信号機などが手動で操作されていたとネット上で話題となりました。

 交差する道路の信号機が手動で赤に切り替えられ、小室圭さんを乗せたハイヤーが信号機で止まることなく通行する姿が目撃されています。

 では、小室圭さんの移動時に信号操作はされていたのでしょうか。千葉県警の交通規制課担当者は以下のように話します。

「今回の小室圭さんのケースについては、現場にいた警察官しか信号機の操作について実際におこなったかは断言できません。

 ただし、信号の手動操作は交通を安全かつ円滑に進めるために、おこなわれる場合はあります」

 こうした手動での信号操作は、天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻の移動の際に信号操作がおこなわれることがあるようです。

 前述の千葉県警の担当者は、「誰が通行するかという点ではなく、交通の安全と円滑がポイントとなっています」と話しています。

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 小室圭さんの信号操作の実際については不明確であるものの、当時小室圭さん到着時には空港に多くの報道関係者が集まっていたこともあり、人やクルマが密集する危険性から信号機が操作されたのかもしれません。