米国で「ロサンゼルス・オートショー」が開幕。トヨタは、新型EV「bZ4X」などとともに3つのコンセプトカーを出展しています。「三車三様」となるこれらのクルマは、どのようなものなのでしょうか。

新型EV「bZ4X」なども出展

 2021年11月19日から28日まで、米国にて「ロサンゼルス・オートショー2021」が開かれます。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止されたため、2年ぶりの開催です。

 トヨタは電気自動車(EV)のSUV「bZ4X」や2022年の新グレード「RAV4 SE Hybrid」といった最新の車両を多数出展しますが、これらとは別に、3つのコンセプトカーも登場します。

 そのなかのひとつが、キャンピングカー「タコジラ」です。

 最初の「タコジラ」は、全長が5mを超えるトヨタの海外専売ピックアップトラック「タコマ」の「TRDスポーツ」仕様をベースとしたモデルで、荷台部分を寝泊まりできる空間に換装しています。

 1970年代から1980年代のトヨタのキャンピングカーをリスペクトしてデザインしたといい、すべての角が丸く、タコマの外観デザインと調和した美しい外観も特徴です。

 カスタムメイドのフレームとアルミニウム製の外板で構成され、身長180cm以上の人でも歩いて移動できるほどの広く快適なキャビンを実現したといいます。

 キャビン側と運転席・助手席側はつながっており、荷物の受け渡しが可能。キャビンの装備として、ポップアップ式のレキサン製大型天窓が追加されています。

 キャビンは、チーク材のフローリング、温水シャワー付きのバスルーム、コンロとシンクを備えたキッチン、バックライト付きのウォールアートにもなるダイニングテーブル、十分な広さの就寝スペースを備えています。

 タコジラは、2021年11月2日にラスベガスで開催された「SEMAショー2021」で世界初公開されています。

 次に「TRDデザートチェイス・タンドラ」は、オフロードレースのチェイスサポートカーとして開発され、オフロードでの走行性を重視したモデルです。

 トヨタ・モータースポーツ・ガレージ・チームは、2021年12月発売の新型「タンドラTRD Pro」を改造し、純正マウントポイントを使用したTRDデザインのロングトラベルサスペンションとワイドボディキットを装着しました。

 ベッドのなかには、ロールバーマウントされたスペアタイヤ2本を備えたカスタムメイドのロールバー、カスタムマウントされたオフロードジャッキ、そのほかのリカバリー機器など、チェイスチームの必需品をとことん追求しているといいます。

 最後の「GRスープラ・スポーツトップ」は、リムーバブルトップを採用した過去の「スープラ」へのオマージュとして、1台限りの「GRスープラ」の1台限りのオープンタイプが製作されています。

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 ロサンゼルス・オートショーではこのほか、トヨタはEVの新型SUV「bZ4X」、「RAV4」の2022年新グレード「SEハイブリッド」なども展示する予定です。