米国トヨタは公式インスタグラムに、「カローラハッチバック」とみられる車両の内装画像を投稿。その画像は、「GRカローラハッチバック」の登場を意味しているものだといわれています。

GRカローラ登場か?米国トヨタの投稿画像が話題

 米国トヨタは2021年10月27日、公式インスタグラムに、新たなカローラハッチバックとみられる車両の内装画像を投稿しました。
 
 画像には、高性能モデル「GR」であるかのような部分が見られます。
 
 この投稿は、かねてから登場が噂されている「GRカローラ」こと「GRカローラハッチバック」の登場を意味しているものなのでしょうか。

 米国トヨタが公式インスタグラムに「Keep them guessing…」との文章を載せて、とある画像を投稿しました。

「Keep them guessing」を意訳すると、「みんなをじらす」というようなニュアンスになり、その投稿画像が、ユーザーに何かを期待させるものであることがうかがえます。

 実は今回の投稿画像は、あらゆる部分が加工されたものであり、本来の画像は米国トヨタ公式サイトのカローラハッチバックのページで確認することができます。

 では、今回の投稿画像には、どのような加工がされているのでしょうか。

 投稿された画像は、カローラハッチバック(日本名:カローラスポーツ)の内装画像ですが、拡大してみると、メーターには「G:16」、カーナビには「GR Four」と書かれているように見えます。これは、いずれも本来の画像にはなかったものです。

「G:16」は、それだけだと何を示しているかわかりませんが、実は「GRヤリス」と関係した表示ではないかと予測できます。

「ヤリス」の高性能モデルであるGRヤリスの「RZ」グレードには、専用に新開発された「G16E-GTS」という型式のエンジンが搭載されており、カローラハッチバックの内装に「G:16」の表示があることで、GRを連想させているのかもしれません。

 また、カーナビに表示された「GR Four」も、GRヤリスのRZグレードと紐付いたものである可能性があります。

 GRヤリスには、トヨタ独自の4WDシステム「GR FOUR」が搭載されており、スポーツ走行を主とした4WDモデルとして、高い走行性能を実現します。

 つまり、これはカローラハッチバックにも、近い将来、GR FOURが搭載されることを暗示していると考えることができます。

 この2点だけでも、米国トヨタがカローラハッチバックのGR仕様を連想させているといっても過言ではないでしょう。

 実際にコメント欄を見てみると、主に海外のユーザーから「#GRCorolla」とタグ付けされたコメントが多数寄せられており、多くの人がGRカローラハッチバックの登場を予想しています。

 さらに、この画像にはほかにもGRを連想させるポイントがあります。

 画像の右側上部には、ラッピングが施されたテストカーらしき車両が写り込んでいますが、こちらも本来の画像にはなく、後付されたものです。

 この車両はシルエットやグリルなどの形状から見ても、カローラハッチバックであることは疑いようもありません。

 また、本来の画像のAピラーにはスピーカーが埋め込まれていましたが、今回の画像ではそちらが削除され、ピラーにはなにも埋め込まれていないようなかたちになっています。

 高性能モデルのなかには、軽量化のために不要なスピーカー類などが搭載されていないこともあり、今回のカローラハッチバックも同様の理由でスピーカーが消されているのかもしれません。

 現時点ではこの画像以上の情報はありませんが、これらの点を総合すると、少なくとも米国ではカローラハッチバックのGR仕様が近いうちに登場する可能性は限りなく高いといえそうです。

※ ※ ※

 GRカローラについては、日本導入の可能性や具体的な価格なども明らかになってはいません。

 そのため、首都圏のいくつかのトヨタ販売店の担当者に聞いても「GRカローラが発売されるという情報は入っていません」と話しています。

 とはいえ、もしGRカローラが登場すれば、日本導入の可能性は決して低くはないといえ、一説には2021年1月の東京オートサロン2022にてお披露目されるのではないかともいわれています。