2022年度に宮崎県内で東九州道がさらに開通する予定です。これにより日南市へのアクセスが向上します。

清武南IC〜日南北郷IC間が2022年度に開通

 宮崎県内で、2022年度の開通に向けて東九州道の建設が進んでいます。

 整備が進むのは清武南ICから日南北郷ICまでの17.8kmです。区間内の芳ノ元トンネル(長さ1880m)周辺の地すべり対策が順調に進んだ場合、2022年度内に開通する予定です。

 この区間ができると、飛び地状に開通している日南北郷IC〜日南東郷IC間とつながり、宮崎道や宮崎市から日南市までが東九州道で直結します。無料で通行できる自動車専用道路として整備されます。

 国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所によると、清武南IC〜日南北郷IC間の開通で、宮崎市役所〜日南市役所間の所要時間は約13分短縮して44分に。

 両市間の通勤通学者約2000人の利便性が向上するとともに、救急搬送の負担軽減、企業誘致、日南市の鵜戸神宮や飫肥(おび)城址といった観光スポット、油津港へのアクセス向上などが期待できるといいます。

 また、両市を結ぶ国道220号は2018年までの15年間で大雨などによる通行止めが67回に上り、土砂崩れも発生しています。東九州道はこの道の迂回路としても機能することになります。

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 なお、東九州道は、日南東郷IC(宮崎県日南市)から南郷IC(仮称、同)までの9.6kmと、奈留IC(仮称、同・串間市)から志布志IC(鹿児島県志布志市)までの17.8kmの2区間で事業が進んでいます。

 しかしこの2区間に挟まれた南郷IC〜奈留IC間だけは、事業未着手の基本計画区間として残っている状態です。