高知県香南市にはある変わった道路が存在するといいます。どういった特徴があるのでしょうか。

地面に道路が刺さってる!? 「思わずビックリ」な道路とは

 全国には珍しい道路が各地に存在します。

 そんななか高知県には、壁のようにも見えるという珍しい道路が存在します。どういったものなのでしょうか。

 高知自動車道高知ICからクルマで30分ほどの香南市の海沿いに、「手結港(ていこう)」と呼ばれる港があります。

 手結港は、江戸時代初期に土佐藩によってつくられた堀り込み港で、現在でも石積みの岸壁(手結内港)が現存しており、日本最古の堀り込み港と言われています。

 そんな歴史ある港に、「手結港可動橋(ていこうかどうきょう)」と呼ばれる橋が存在します。

 この橋は一般的な橋とは異なり、「可動式」となっていて、時間によって橋が動き空に向かって上に動く仕組みとなっており、SNSでも「道路が空に向かっている不思議な場所」「ゲームのバグみたい」と実際に目にしたユーザーからの投稿が寄せられています。

 手結港可動橋について、管理をおこなっている高知県香南市役所の農林水産課の担当者は以下のように話します。

「手結港可動橋は、2基の油圧シリンダーによって跳ね上がる橋で、『跳開橋(ちょうかいきょう)』又は『跳ね橋』とも呼ばれています。

 この橋は新外港の整備に伴い、国道への新たなアクセス道路が必要となり、航行する船舶のクリアランスを確保するため、跳ね橋として2002年9月より供用開始されました」

 長さは約32メートルで、開閉時間に約6分かかるとのこと。

 警報機がなり始めると橋の手前にある遮断機が下り、橋がゆっくりと上がり始めます。

 橋の1日の通行可能時間は決められており、6時30分から8時、9時から10時、11時から12時、13時から14時30分、15時から16時、17時から18時の約7時間だけ渡ることが可能とのこと。

 操作については、「可動橋の脇にある操作室で開閉を操作」しているとのことで、操作をおこなっている人がいるとのことです。

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 手結港可動橋は、CM放送やテレビ取材も増えたことで注目を集め、香南市の観光スポットのひとつとなっているそうで、実際に見てみるとより一層迫力のある橋といえます。