米国でフルモデルチェンジして2022年6月に発売された新型「HR-V」の販売が好調だといいます。新型HR-Vとはどのようなモデルなのでしょうか。

米で独自に進化したHR-V 別の車種名で日本にも投入へ!

 ホンダが2022年6月7日に米国で発売した新型「HR-V」は、同国で約6000台のプレオーダーを受けるなど、好調な販売をみせているといいます。

 HR-Vはかつて日本でも販売されていたクロスオーバーSUVで、「ヴェゼル」の前身となるモデルです。海外ではHR-Vの名称が使われており、欧州では日本のヴェゼルと同じモデルがHR-Vとして展開されています。

 一方、北米ではHR-Vが独自に進化しており、今回2代目となる新型HR-Vが登場しました。

 新型HR-Vは新型「シビック」(11代目)をベースとしたSUVで、ボディサイズは全長179.8インチ(約4567mm)×全幅72.4インチ(約1839mm)×全高63.4-63.8インチ(約1610-1620mm)。

 従来モデルと比べて全長は9.4インチ(約238mm)、全幅は2.6インチ(約66mm)延長し、ひと回り大きくなりました。

 外観は、流麗なフォルムやワイドなLEDヘッドランプとテールランプが採用されたことで、踏ん張り感のあるスタンスを実現。

 特徴のひとつでもある大型のグリルは、ハニカムスタイルとメッシュスタイルのふたつのデザインが用意されました。

 内装も新型シビックに準じた、ホンダの新しいデザイン「シンプル&サムシング」を採用。低いカウルと広々とした室内空間、フロントガラスのピラーから離れた位置に配置されたドアミラーなどにより、視認性が向上しています。

 インテリアで特徴となる、ダッシュボードを横切って伸びるメタルハニカムメッシュのアクセントは、オーディオやインフォメーションディスプレイ、クライメートコントロールの間の視覚的な境界線を作り出すほか、エアコン吹き出し口を隠す役割も持たせました。

 随所にプレミアムな素材を採用したほか、ドアノブやスイッチのクリック感など操作性にもこだわったといいます。

 さらに、体をしっかりとホールドし、長時間のドライブでも疲れにくいシートや、広々とした後席を確保。ラゲッジスペースも拡大され、大きな荷物も楽に積めるようになりました。

 新型HR-Vは、新型シビックと同様に「ホンダグローバルアーキテクチャー」を採用し、乗り心地やハンドリング性能などを向上させるとともに、パワートレインは、最高出力158hp、最大トルク138lb.ft.を発生する2リッター4気筒エンジンを搭載。

 1.8リッター4気筒エンジンを搭載した従来モデルよりもパワーアップしたほか、ドライバビリティや洗練性、環境性能も向上させています。

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 新型HR-Vは、日本では「ZR-V」という車名で2022年内に発売されることになっています。

 日本仕様の詳細は明らかになっていませんが、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したモデルも設定されるようです。

 さらに、新色のボディカラーが2色用意されることがわかっており、ひとつは「静謐な森をイメージした、落ち着き感のあるソリッドライクカラー」、もうひとつは「日本仕様で初適用される新色で、表情豊かな深みのあるディープなカラー」になるとアナウンスされました。

 なお、中国や欧州でもZR-Vという名称でこの新型SUVが投入される予定です。