2022年3月29日「バス4×4」は、同社の公式ホームページでトヨタ「300系ハイエース」用のカスタマイズパーツの「ブルバー用ウインチアダプター」と「回転シート」を発表しました。同社はハイエースやトヨタ「コースター」を本格オフロード仕様に変える会社だといいます。

300系ハイエースをSUV化するバス4×4から新たなアップグレードパーツ

 2022年3月29日にオーストラリアのカスタムショップ「バス4×4」は、同社の公式ホームページでトヨタ「300系ハイエース」用のカスタマイズパーツの「ブルバー用ウインチアダプター」と「回転シート」を発表しました。

「バス4×4」は、オーストラリア ブリスベンに本拠を置く、ハイエース(300系)やトヨタ「コースター」といった多人数乗車可能なトヨタ車を主にベース車両として4WD 化やリフトアップなど本格オフロード仕様にカスタマイズをおこなう2013年創業のカスタムショップ。日本では静岡にある深澤自動車修理工場がディストリビュータとして「凄BUS4×4」というブランドでコースターのオフロード仕様車を扱っています。

 300系ハイエースは、2019年2月にフィリピンで発表された6代目となるハイエース。今現在の日本で販売されているハイエースは、デビューから約15年が経過している5代目の「200系」です。日本では、300系ハイエースをベースにした大型ワゴン「グランエース」がラインナップされますが、ベースの300系ハイエース自体は販売されていません。

 日本で販売しない主な理由は、そのサイズでしょう。ショートボディのボディサイズは全長5260mm×全幅1950mm×全高1990mm。ロングボディは全幅さえ変わらないものの、全長は5915mmで全高は2280mmの超ビッグサイズです。

 今回発表されたのは、「ブルバー用ウインチアダプター」と「回転シート」。

 ブルバー用ウインチアダプターは、ブルーバーにウインチを取り付けるためのキット。300系ハイエースはモノコックボディを採用しているため、大きなサイズのブルバーは装備できてもウィンチを備え付けるための強度が確保できませんでした。今回、フレームに直接ボルトで固定可能な、マウントプラットフォームを製作し強度を確保しました。

「回転シート」は、運転席と助手席を車体後部側に回転させるキット。ハイエースの助手席は回転時に邪魔になるものがないので、回転ベースの装着は簡単ですが、運転席はシートとシートの間の真ん中にある手動ブレーキが邪魔になります。

 そのため、運転席を回転させるためには、まずハンドブレーキをダッシュボードに移設する必要があり、それにはコンプライアンス上の承認が必要でしたが、これを取得しました。

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 バス4×4は、自社が改造したオフロード仕様の300系ハイエースを宿泊施設やツアー会社に納品しています。

 2021年6月8日に納車されたオフロード仕様の300系ハイエースは、ブルバーやオールテレーンタイヤを装備。4WD化や180mmのリフトアップ、サスペンションの強化などさまざまな変更がおこなわれており、通常の300系ハイエースとは違った精悍な雰囲気を醸し出しています。