2022年9月21日、「SVI Engineering」はトヨタ「ランドクルーザー79シリーズ」を装甲車化した「MAX 3」の6輪仕様車を自社の公式HPで公開しました。アサルトライフルによる攻撃にも耐えるといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。

ランクルベースともはやわからない「MAX 3」の6輪仕様車

 2022年9月21日、南アフリカの装甲車両メーカー「SVI Engineering(以下SVI)」は、トヨタ「ランドクルーザー79シリーズ」をベースに装甲車化した「MAX 3」の6輪仕様車を自社の公式HPで公開をしました。

 ランドクルーザー79シリーズは、誕生30年という節目を迎えた2014年に、期間限定ながら国内市場でも復活した「ランドクルーザー70系」のピックアップトラック。

 南アフリカ仕様に搭載されるエンジンは、最高出力205馬力・最大トルク430Nmを発揮する4.5リッターV型8気筒ディーゼルターボと、4リッター V型6気筒ガソリンがあります。駆動方式はパートタイム式4WDです。

 そんなランドクルーザー79シリーズを装甲車仕様に変えたのはSVI。同社は、トヨタや日野、ボルボなどさまざまなクルマをベースに装甲車化するなど、クルマの製造・改造をおこなう南アフリカのメーカーです。

 ランドクルーザー79シリーズのシャシーをベースにした「MAX 3」は治安部隊が暴力犯罪、テロリズム、暴力的なデモ、地域紛争に対処するために必要な装備としてSVIによって開発されました。

 そのエクステリアはベース車両の面影が一切ないほどに改造されており、直線を多用した重厚な印象のデザインです。

 このクルマには、標準のランドクルーザー79シリーズのボディに取って代わって、最高品質の防弾材料から構成されており、その乗員保護レベルは、アサルトライフルの7.62 mm弾丸と車両下に仕掛けられた2個の手榴弾から乗員を守る事ができるヨーロッパの装甲車基準CEN 1063のBR6レベルになっています。またオプションで装甲を追加でき、さらなる威力の銃弾に耐えられるBR7レベルにアップグレード可能です。

 今回公開されたMAX 3の6輪仕様車の総車両質量は5500kgにもなり、戦闘管理システムと自動グレネードランチャーから構成されるアンチドローンソリューションなど、さまざまな武器システムの装備や貨物運搬仕様化、救急車化など、用途に合わせ改造可能です。

 SVIはこのクルマの利点について「専用設計のシャーシから構築された装甲車よりも低い価格で購入可能」「ほとんどのバリエーションで特別な運転免許証が不要」「メンテナンスが用意」「必要に応じて、現地のトヨタ店でサービスを受けることが可能」などをあげています。

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 MAX 3の6輪仕様車の価格は公開されておりませんが、公式HPより問い合わせを受け付けています。