2022年11月16日に世界初公開されたトヨタ新型「プリウス」ですが、なかでも目を引くのがエクステリアデザインです。どのような進化を遂げたのでしょうか。

トヨタ新型「プリウス」の進化した外観とは

 トヨタは、新型「プリウス」を2022年11月16日に世界初公開しました。
 
 今回は、従来モデルからスポーティさが増した新型「プリウス」のデザインについて見ていきます。

 新型プリウスは、「Hybrid Reborn」をコンセプトに掲げ、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたクルマを目指して開発されました。

 なかでも目を引くのが大きく進化したエクステリアデザインです。

 5代目新型プリウスは、第2世代プラットフォームによる、さらなる低重心化、19インチ大径タイヤの採用でさらにスタイリッシュなプロポーションに。

 ボディ造形には、シンプルでありながら抑揚をつけたデザインとなっています。

 フロントでは、ハンマーヘッドモチーフが特徴的で、より際立たせるコの字ランプデザインを備えます。

 リアには薄型一文字リアランプのほか、センター配置の車両エンブレムを備え、先進的かつスポーティな印象を際立たせます。

 実は1997年に登場した初代モデルは、4ドアセダンとして誕生しており、その後2003年の2代目は5ドアハッチバックへとボディスタイルを変更し、その流れは新型まで継承されています。

 その後2015年登場の4代目モデル(先代)は、従来のトライアングルシルエットを継承しつつ、重心を下げてアグレッシブなデザインに進化。

 今回の5代目新型プリウスでは、先代のアグレッシブなイメージを洗練させつつ、より低くスポーティなフォルムとなるよう磨きがかけられているといえます。

 さらに、新型プリウスの従来モデルと異なる点として、Cピラー部分に隠れている「後部ドアノブ」が挙げられます。

 新型プリウスの公開された画像を見ると、パッと見では後席のドアノブが分からないほどに馴染んだデザインになっていることが分かります。

 これは、一部では「ヒドゥンタイプ」とも呼ばれており、その名の通りドアノブがウィンドウやクルマのリア側の窓柱であるCピラーに溶け込んでいるデザインのことを指します。

 このデザインはトヨタ車ではクーペSUV「C-HR」にも採用されており、ドアノブの存在感がなくなり、2ドアクーペのようなスポーティな外観を実現に仕上がっています。

 一方で、従来モデルに比べて高い場所に配置されているため、先代モデルに慣れている人は使いにくいと感じる人もいるかもしれません。

 これを見たユーザーからは、「プリウスはスポーツカーになった」「カッコイイな」と、スポーティなデザインに好評な声をあげる一方で、「高齢者は乗り降りしにくい」「個人的には使いにくそうで好きじゃない」など、従来モデルから大きく進化したデザインに否定的な声もありました。

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 5代目プリウスは、25年の時を経て、外観から機能面まで、新しいプリウスとして大きく進化しました。

 従来モデルでは幅広い層から支持されていましたが、今回スポーティさが大きく加わったことで、支持するユーザーに変化があるかもしれません。

 新型プリウスは、HEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)の2種類設定がされており、HEVは今冬、PHEVは2023年春頃に発売される予定。今後の新たな動きに注目が集まります。