ホンダの中国における合弁企業「広汽ホンダ」は「オデッセイ エリートエディション」を追加したと発表しました。豪華な4座仕様となるオデッセイエリートとはどのようなモデルなのでしょうか。

ホンダが4人乗りの「オデッセイ エリートエディション」を中国で発表

 2022年11月18日、ホンダの中国における合弁企業「広汽ホンダ」は「オデッセイ エリートエディション」を追加したと発表しました。
 
 豪華な4座仕様となるオデッセイエリートとはどのようなモデルなのでしょうか。

 1994年に登場した初代は、1999年に2代目になるまで約5年の間に日本で43万3028台を販売。その後も順調にフルモデルチェンジを繰り返してきましたが、2013年に登場した現行となる5代目が2022年1月にその約28年の歴史に幕を下ろしました。

 その一方で、中国や北米などの市場では独自の進化を遂げて現在も販売されています。

 北米では、初代が小さすぎるとの声を受けて、2代目は全長5105mm×全幅1935mm×全高1740mmの専用ボディを採用したモデルとして登場。現在でも、独特のスタイリングを持つ巨大ミニバンとして販売されています。

 また、中国では基本的に日本で販売されていた5代目とほぼ同じモデルが前述の広汽ホンダからオデッセイとして、もう一方の合弁会社「東風ホンダ」からは「エリシオン」として展開されています。

 中国のオデッセイとエリシオンには、大きな差異は無くエクステリアやインテリアのデザインが少し違っている程度です。

 これまでオデッセイがファミリーユースを意識した仕様、エリシオンがより高級志向といったキャラクターの違いが与えられていました。

 そうしたなかで、新たにオデッセイに設定されたのがエリートエディションです。

 エクステリアは、メッキ加飾も取り入れられた専用のハニカムグリルを採用。さらにウェルカムランプ、専用エンブレムなどを装備して標準車と差別化が図られています。

 インテリアは、通常は7人乗りと8人乗りですが、エリートエディションは2列目シートを左右に独立した2つのキャプテンシートを配置することで、さらなる上質で快適な空間を追い求めた仕様となりました。

 さらに前席と後席の間には19インチテレビ付きのパーテーションが設けられ、後席乗員のプライバシーを確保。

 そのほか、オットマン付きの後席、専用カーペット、二重構造の防音ガラスなどを採用したことで、より快適な移動空間を実現しています。 

 このように前席と後席の間にパーティションを設けるのは、中国で高い人気を誇るレクサス「LM」を意識したと見られるほか、トヨタ「アルファード」が高い人気を誇ることからも、中国市場で高まる高級ミニバンニーズに対応する仕様として投入されました。

 なお、中国での価格は43万9800元(約870万円)となっています。

 このようなオデッセイ4座仕様に対して、日本のユーザーからは「中国では高級ミニバンが人気らしいから、ホンダとしても狙いたいところなのかな」、「中国でアルファードは1500万円すると聞いたので、半年でそれなりのユーザーを狙いにいくのはありかも」、「日本での最後のマイチェン顔は結構好きなので、これの4人乗りは気になる」という声が見られました。

 またなかには「日本にオデッセイ復活してくれないかな」という、再びの日本販売を熱望する人もいるようです。