トヨタの欧州法人やオーストラリア法人は12月5日、コンパクトSUVの「C-HR」の次期型として、コンセプトカーとなる新型「C-HR プロローグ」を公開。フロントには直近のトヨタの新型車でおなじみの“ハンマーヘッド”をモチーフにしたデザインが採用されています。

ちょっと“フェラーリ”っぽい? “ハンマーヘッド”デザインはトヨタのスタンダードに?

 トヨタの欧州法人やオーストラリア法人は12月5日、コンパクトSUVの「C-HR」の次期型として、コンセプトカーとなる新型「C-HR プロローグ」を公開しました。

 フロントには、新型「クラウン」シリーズや新型「プリウス」など、直近に発表されたトヨタの新型車でおなじみの“ハンマーヘッド(シュモクザメ)”をモチーフにしたデザインが採用されています。

 C-HRの次期型を示唆する新型C-HR プロローグのフロントフェイスには前述の通り、2022年11月16日に世界初公開がおこなわれた新型プリウスとも共通する「ハンマーヘッド」(シュモクザメ)をイメージしたシャープなデザインが採用されています。

 シュモクザメは、メジロザメ目のシュモクザメ科に属するサメの総称で、愛称である“ハンマーヘッド”というのはその頭部が左右に張り出している特徴的な外見に由来します。

 新型C-HR プロローグおよびプリウスでは、コの字型のヘッドライトが採用されており、ボンネットを上から見るとまるで“ハンマーヘッド”のような形状のデザインになっています。

 この“ハンマーヘッド”モチーフのデザインは前述の2台だけではありません。

 2022年11月17日にも米国で初披露されたTOYOTA bZシリーズのコンセプトカー「TOYOTA bZ Compact SUV Concept」、そして2022年7月に発表された新型クラウンシリーズのうち「クラウン スポーツ」にも同様のデザインが採用されています。

 さらに「クラウン エステート」でもヘッドライト周りをよく見るとボンネットとのと間に絶妙な隙間が空いていることが確認でき、同様の“ハンマーヘッド”モチーフのデザインと言えそうです。

 以上のように、直近で発表されたトヨタの新型車には多くこのデザインモチーフが用いられています。

今後登場するトヨタ車すべてにこのようなデザインが採用されるというわけではないかもしれませんが、コの字型ヘッドライトを用いた“ハンマーヘッド”モチーフのデザインは、次世代トヨタ車の新たな“顔”となりそうです。

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 新型プリウスおよびクラウン スポーツについては、SNSなどでフェラーリ初のSUV「新型プロサングエ」に似ているという意見が多くあります。

 実際に比較してみると、クラウン スポーツとプロサングエの2モデルは、コの字型のヘッドライト(正確に言うとプロサングエの方はヘッドライトではなくヘッドライト周りの開口部)やヘッドライトからつながる横一文字の開口部に共通点があります。

 スポーティな印象をもたせるクロスオーバー車にとっては、ある種共通のデザイン表現なのかもしれません。

 どちらもSNSでは「カッコイイ」「欲しい」などデザインを称賛する声は多くあり、好評を博している様子が見られます。