「名古屋オートフェスティバル2023」では、多数のカスタムカーが登場しましたが、なかでも、V-STARが展示した“レクサス”のようなド派手なクラウンが目を引いていました。どのようなクルマなのでしょうか。

レクサス顔のクラウン登場!?

 2023年3月11から12日の2日間にかけて行われた「名古屋オートフェスティバル2023」では、多数のカスタムカーが登場しました。
 
 その中でもV-STARが展示した、レクサスさながらの豪華なグリルが特徴的な激しいカスタムを施した「クラウン」が、会場でも人気を集めていました。

 このカスタムクラウンを出展したのはV-STARというグループ。毎年、山梨県のふじてんスノーリゾートで行われるカーイベント「V-STAR.GP」を主催しています。

 ベースとなったのは、12代目のクラウン。まず初見で印象に残るのは、そのフロントグリルで、レクサス車に用いられるスピンドルグリル風のデザインを採用しています。

 また車両側面では、ド派手なオーバーフェンダーが取り付けられ、それに伴ってドアの構造も大きく変更されています。さらにフロントボンネットは大きなダクト付きのものに換装され、リアウィンドウはルーバーに覆われています。

 加えて、リアには大型の4本のエキゾースト備わり、まるでスーパーカーのような仕上がりです。

 内装にも力が入っており、車内はトランクも含めすべて赤色で統一。トランクには、巨大なスピーカーも設置されるなど、内外装も含めほとんど原型をとどめていません。

 このカスタムクラウンについて尋ねると「オーダー品なので、細かい部分の作り込みについては自信がある」とのこと。その言葉通り、地面ギリギリまで車高は落とされ、フロントバンパーからリアバンパーまで連なる造形は流れるように繋がっています。

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 このカスタムクラウンは、このイベントで初お披露目となったそう。山梨県で行われる「V-STAR.GP」でも登場が期待できそうです。