2023年3月に開催された「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で、「侍JAPAN」こと日本代表は14年ぶりに優勝しました。栄光を手にした選手たちですが、その愛車に関しても様々なコメントが集まっています。

気になる「侍JAPAN」メンバーの愛車に驚きの声

 2023年3月、野球の国・地域別対抗戦である「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」が開催されました。
 
 日本代表は見事優勝を収めたことで歓喜の声が広がっていますが、日本代表選手の愛車に関してもコメントが集まっています。

 6年ぶりの開催となった今回は、「侍JAPAN」こと日本代表チームが大躍進。3月21日の準決勝ではメキシコにサヨナラ勝ちするなど、ドラマチックな展開も多く生まれました。

 そして、3月22日(日本時間)に行われた決勝戦では、3対2で強豪アメリカに勝利。侍JAPANの優勝は、2006年大会・2009年大会に続き3度目となります。

 そんな侍JAPANのメンバーは、普段どのようなクルマに乗っているのでしょうか。

「二刀流」として投打で大活躍し、大会最優秀選手(MVP)に輝いた大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)は、2021年にマットカラーのテスラ「モデルX」を運転する様子や、2022年8月にポルシェジャパンとアンバサダー契約を締結したこともあり、ポルシェ「タイカン」で移動する姿などがキャッチされています。

 チーム最年長となるダルビッシュ有選手(サンディエゴ・パドレス)のSNSには、ダークカラーのロールス・ロイス「カリナン」がしばしば登場。国内での販売価格は4258万円、オプションを加えると5000万円は優に超える超高級SUVです。

 2022年に史上最年少で三冠王に輝き、「村神様」という言葉が流行語大賞を獲得した村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)は、今大会では不調が続いていたものの、準決勝ではサヨナラタイムリーを、決勝では貴重な同点ホームランを放つなど、ここ一番というタイミングで抜群のパフォーマンスを発揮し優勝に大きく貢献。

 そんな村上選手は、2022年7月に登場した全国300台・2860万円のメルセデス・ベンツ「Gクラス」の限定車「マグノ・ヒーロー・エディション」を愛車にしているようです。

 ボディカラーは「グリーンヘルマグノ」と呼ばれるマットグリーンを選んだようで、所属する東京ヤクルトスワローズのユニフォームに類似していることから、村上選手のチーム愛が垣間見えます。

 決勝の6回に登板し、強力なアメリカ打線を3者凡退に抑える好リリーフを見せた伊藤大海選手(北海道日本ハムファイターズ)は、高級SUVのレクサス「LX」が愛車。

 LXはラゲッジルームにロッドやルアーなどをきれいに収納できる「釣り仕様」にカスタマイズしているようで、オフでは釣りを楽しむ姿をSNS上に投稿しています。

 そんなWBC選手の愛車について多くのコメントが寄せられています。

「ロマンがあるなぁ」「それぞれ個性的でいいね」など、一流の選手ではそれに見合った高級車を所有していることを羨む意見や、各選手らしさを感じられる特徴的なクルマであることを評価する意見が見られます。

 また、「一般市民からすると桁違いの高級車だな」「クルマの値段というより一戸建て買える値段…」など、その高額ぶりに驚く声も。

 さらに、「昭和の時代ヤクルトは外車禁止だったそう」「前世紀はベンツが定番」「落合博満が契約更改の時にアストンマーティンで来たのがかっこよかった」「昔、読売新聞が出してた選手名鑑に愛車が載ってた」など、現在では海外ブランドのSUVが多いなか、かつてはメルセデス・ベンツが多かったことや、そもそも輸入車が禁じられていたこと、さらに第一線で活躍した選手に思いを馳せたり、「選手名鑑」を思い出すユーザーもいるようです。

 14年ぶりの優勝で歓喜に湧く日本。それぞれの選手の今後の活躍についても期待が高まると同時に、多くの人に夢と希望を与えたに違いありません。