ガソリンスタンドなどにある洗車機で洗う際、洗車機の前に洗い場があることがありますが、ここでは何をすればいいのでしょうか。

洗車機ではフォローできないポイントを洗う場所とは

 暖かくなると花粉や黄砂などでクルマのボディが汚れます。
 
 そうした時にガソリンスタンドなどにある洗車機で洗う際、洗車機の前に洗い場があることがありますが、ここでは何をすればいいのでしょうか。

 洗車機の手前(お金を入れる操作パネルの手前)に、ブラシやスポンジなどが置いてあるスペースが存在することがあります。

 ここは「予備洗い場」や「前洗い場」といいますが、洗車に慣れていない人は正直ここで何をすればいいのか分からないかもしれません。

 予備洗い場は、洗車機に入る前にクルマの汚れを落とすためのスペースです。

 洗車機はある程度の汚れならきれいに洗ってくれますが、ひどい汚れや乾いて固まった汚れは落としきれないことがあります。

 また、洗車機のブラシは細かいすきまパーツの裏側などには届きません。

 そのため、きれいに洗車するには、落ちにくいひどい汚れや、洗車機のブラシが届きにくい場所の汚れを予備洗いで落とすことが大事です。

 予備洗い場には、ブラシやスポンジ、洗剤の入ったバケツが置いてあります。

 ガソリンスタンドのスタッフに「予備洗い場で注意するポイント」を聞いたところ、「ブラシの種類を間違えないようしてください」とのことでした。

 ガソリンスタンドによっては、ボディー用、ホイール用など複数のブラシが置いてあるケースがあります。

 ブラシは用途によって硬さが異なるため、ホイール用をボディーに使うと細かい擦り傷が付くことも。

「ホイール用」「ボディー用」と記載してくれているガソリンスタンドもありますが、分からない場合はスタッフに確認するなど、必ず確認してから使用しましょう。

 予備洗いでは、凹凸のあるパーツや、ブラシが届かないパーツのすきま、裏側などを重点的に洗い、ホイールのすきまも洗車機では対応できないポイントです。

 また予備洗いと同時、アンテナの収納(折りたたみ)など、洗車時に必要な処置も行っておくと後々助かります。

 また、「使った道具は必ず元の位置に戻すようにしてください」(前述のガソリンスタンドスタッフ)とのことで、後で使う人の迷惑にならないようにしましょう。