群馬県前橋市で、国道17号「上武道路」の4車線工事が進行中。国道50号と交わる今井町交差点では、夜間通行止めを伴う橋梁仮設工事が計画されています。

前橋市内で4車線工事が進行中

 国土交通省関東地方整備局高崎河川国道事務所は2023年5月31日、国道17号バイパス「上武道路」の4車線化工事に伴い、国道50号と交わる今井町交差点(群馬県前橋市)で夜間通行止めを行うと発表しました。

 夜間通行止めは、6月14日0〜4時に実施。

 場所は、国道50号上下線の今井町交差点と、国道17号上武道路上下線のオフランプ(本線から分かれて今井町交差点に進むランプ)です。ただし上武道路の本線上下線と、下りオフランプから国道50号前橋方面へは通行できます。

 工事は、上武道路の4車線化に向け、本線の橋(2車線)に並ぶ形でもう1本橋を架けます。

 上武道路は埼玉県と群馬県を結ぶ総延長40.5kmの大規模バイパスです。全線が開通しており、前後の熊谷バイパス・深谷バイパス・前橋渋川バイパスと一体化して地域高規格道路の「熊谷渋川連絡道路」を構成しています。

 北関東道や関越道にも接続し、国道17号現道の渋滞緩和や物流円滑化などを担っています。

 上武道路では現在、全長の7割にあたる28.7kmが4車線で開通していす。

 今回工事が行われる今井町から上武亀泉付近(前橋市)までの延長2.4kmも、2023年度に4車線化される見込みです。これにより群馬県の太田市から前橋市にかけての31.1kmにおよぶ区間が、走りやすい4車線道路でつながります。