2023年11月17日から中国で開催された「広州モーターショー2023」で、「モデリスタ」ブランドは新型「クラウンヴェルファイア」(モデリスタエアロ装着車)を初公開しました。このクルマについてSNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

まさかの「クラウンミニバン エアロ仕様」登場に反響は?

 トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは2023年11月17日から26日まで、中国広東省で開催された「広州モーターショー2023」に、「モデリスタ」ブランドとして初出展しました。
 
 ブースでは、モデリスタパーツを装着した新型「クラウンヴェルファイア」を初公開しましたが、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

 モデリスタブランドは1997年に誕生後、主にトヨタ車・レクサス車のカスタマイズパーツを展開してきました。

 国外向けでは、2020年に初めてタイで展開を開始。続いて中東・ロシア地域にも販売を拡大するほか、海外車種向けパーツも設定しています。

 一方で、そのほかの地域においては展開されておらず、アメリカでは2023年10月開催の「SEMAショー2023」にブランド初出展。続いて、中国においても広州モーターショーでも出展するなど、海外展開を強化しています。

 そして広州モーターショーの同社ブースで披露されたクラウンヴェルファイアは、中国で販売されるフラッグシップミニバンです。

 日本でも販売されている高級ミニバン「ヴェルファイア」の中国仕様車にあたり、2021年に登場。

 トヨタの中国合弁会社である一汽トヨタが展開しており、同社では高級ブランド「クラウン」ブランドの1モデルとしてラインナップされています。

 2023年6月に、日本では3代目となった新型ヴェルファイアが登場しましたが、同タイミングでクラウンヴェルファイアも全面刷新を実施。

 ヴェルファイアとの違いは、中国向けとして左ハンドル仕様になっているほか、ボディサイドBピラー付近に王冠エンブレムを配置。テールレンズの中央には「CROWN VELLFIRE」のロゴが装備されています。

 新型クラウン ヴェルファイアの価格は、「スプリームエディション(至尊版)」グレードが89万9000元(当時レートで約1770万円)です。

 なおモデリスタブランドとしては、国内仕様のヴェルファイアと共通する「BEAST RAZOR(ビーストレーザー)」スタイルのエアロパーツが用意されます。

 フロントスポイラーやサイド・リアスカート、2本出しマフラーなどが装備され、メッキ加飾を施した「クールシャインキット」が装着されたデモカーが披露されました。

 このクラウン ヴェルファイアについて、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

「カッコいいなー」「めっちゃ迫力ある」など、エアロパーツの装備により、さらに強い存在感を発揮している点を評価する人が多いようです。

 また、「ヴェルファイアなのにクラウン!」「クラウンミニバン」など、「クラウン」の名称を用いたクラウン ヴェルファイアについて驚くコメントも見られました。