ホンダのインドネシア法人は、2024年2月16日から開催されるインドネシア国際モーターショー2024(IIMS)に新型「アコードRS」も展示しました。どのようなモデルなのでしょうか。

新型「アコードRS」がIIMS2024に登場!

 ホンダのインドネシア法人は、2024年2月16日から開催されるインドネシア国際モーターショー2024(IIMS)に新型「アコードRS」も展示しました。

 もう間もなく日本でも発売が見込まれる新型アコードの“RS仕様”とは、どのようなモデルなのでしょうか。

 IIMS2024のホンダブースでは、「エネルギーを加速」をテーマに掲げており、展示車には、2021年に世界初公開されたSUV「N7X」をオマージュした新型「BR-V N7Xエディション」はじめ、新型「シビックRS」や、インドネシアで支持高い「ブリオ」など、さまざまな注目車種が並びます。

 そのなかには、新型アコードRSも展示車両としてラインナップされています。

 アコードといえば、「調和」を意味する車名を持つミッドサイズセダンで、ホンダの中核を担うセダンとして初代モデルは1976年に登場。同社のラインナップ中でも長い歴史を持つモデルです。

 2022年11月には、11代目となる新型アコードが米国で世界初公開され、日本でも2023年9月に日本初公開を迎え、加えて2024年春の発売が予告されました。

 新型アコードは、従来の歴史あるモデルを継承しつつも、ロー&ワイドなプロポーションと流れるようなディテールによって、上級セダンでありながらスポーツカーのような美しく先進的なスタイリングを実現。

 パワートレインにはシステム最高出力207馬力を発揮する2リッターガソリンエンジンと2モーターを組み合わせるハイブリッドシステム「e:HEV」を採用し、トランスミッションにはE-CVTを組み合わせています。

 そしてインドネシア地域では、11代目にして初のスポーティグレード「RS」が設定されています。

 新型アコードRSには、フロントグリルとリアにRSの専用エンブレムがあしらわれるほか、LEDのシーケンシャルウインカーやパノラマ電動サンルーフ、ブラック塗装のドアミラー、シャークフィンアンテナ、リアスポイラー、大径18インチアルミホイールなどを採用。

 インテリアにも赤いステッチを施した黒いレザーシートを設定するなど、専用内装が採用されており、通常モデルの上質感に加えてスポーティな印象も内包した最上級グレードに仕上がっています。

 ホンダのなかでも長い歴史を持つアコード新型モデルであり、初設定となるとなるRSグレードだけに、その実車は、IIMS2024の会場のなかでも注目に一台です。

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 ホンダのインドネシア法人ディレクターであるヘンドラ・クスティアワン氏は、今回の出展について、以下のようにコメントしています。

「私たちが用意した様々な施設や興味深いエンターテインメントにより、ホンダのブースは今回のIIMSの来場者にとって魅力のひとつになると確信しています」

 なお、IIMS2024は、2024年2月15日から25日まで開催されました。