2024年5月8日、トヨタのアルゼンチン法人は新型コンパクトSUV「カローラクロス」のマイナーチェンジモデルを発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

進化した外装デザインは何と「レクサス風」

 2024年5月8日、トヨタのアルゼンチン法人は新型「カローラクロス」を発表しました。
 
 マイナーチェンジを実施し、外装デザインを中心にイメージを一新した最新モデルとなります。一体どのようなクルマなのでしょうか。

 トヨタのロングセラーに君臨する「カローラ」シリーズの歴史は、1966年にはじまりました。2020年、そこへ新たにコンパクトSUVモデルとして投入されたのが「カローラクロス」です。アルゼンチン国内では、ハイブリッド含む電動車で最も売れているといいます。

 カローラクロスは、最新のTNGA「GA-C」プラットフォームをベースに開発され、4代目プリウスや他のカローラシリーズといった、最近の開発トレンドを継承しています。

 ボディサイズは、全長4460mm×全幅1825mm×1620mmです。

 パワートレインは1.8リッターハイブリッドモデル「HEV 1.8 SEG」と「HEV 1.8 XEI」の2種類のモデルをラインナップ。どちらもeCVT搭載です。

 一方、ガソリン車は2.0リッターエンジンに10 速のプログラム済み”ダイレクトシフトCVT “を組み合わせ搭載。最大出力は171馬力/トルク203Nmを発揮します。

 エクステリアは、新フロントデザイン「ハニカムデザイングリル」が導入されたほか、よりシャープな形状になったシーケンシャルLEDライトを採用。リアライトも形状が変更されました。18インチホイールはエレガントなタッチを加えた、立体的な新しいデザインに生まれ変わっています。

 ボディカラーは7種類あり、ホワイト、パールホワイト、シルバーグレー、メタリックダークグレー、マイカブラック、メタリックレッド、メタリックダークブルーが展開されます。

 インテリアは高級感と広さを感じられる室内空間とし、「SEG」モデルでは12.3 インチのマルチインフォメーションディスプレイのほか、「XEI」モデルはワイヤレス充電ポートを装備。

 運転面でも、電子パーキングブレーキおよび自動ブレーキホールドが装備されています。また安全性能では「Toyota Safety Sense」パッケージが標準搭載。車線逸脱警報および車線維持アシスト、リアクロストラフィックアラートシステム、ブラインドスポット警告システムなどを備えています。

 現地における新型カローラクロス2025年モデルの販売価格は、3207万2000アルゼンチンペソ(約565万円)から3529万9000アルゼンチンペソ(約622万円)までです。