発売から半年ほどが経過し、街中でも見かける機会が増えてきた新型「クラウンセダン」ですが、早くもタクシーで使用されている様子が目撃され「X」(旧Twitter)で話題になっています。

ショーファーニーズを徹底的に満たした新型「クラウンセダン」のタクシー

 正統派セダンとして高い人気を誇るトヨタ新型「クラウンセダン」に、タクシー仕様車の目撃情報が「X」(旧Twitter)に投稿され話題になっています。

 2022年7月に誕生した16代目の新型クラウンはこれまでのクラウンから大きく変革し、グローバル展開ということもあって4つのモデルが誕生。

 ボディタイプは「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4種類。

 そのなかで、従来のセダンを継承かつ正統派セダンとして登場したクラウンセダンは2023年11月に発売されました。

 クラウンセダンのボディは全長5030mm×全幅1890mm×全高1475mmとこれまでのクラウンから大幅に拡大され、このボディサイズは2006年に誕生した初代レクサスLSとほぼ同寸になっています。

 またクラウンセダンでは、その他のクラウンシリーズがFF(前輪駆動)方式を採用したのに対し、唯一のFR(後輪駆動)方式を採用するなど差別化が図られています。

 ほかにも、パワートレインはハイブリッド車に加えてシリーズ唯一の燃料電池車(FCEV)の設定があります。

 そんなクラウンセダンのエクステリアは上質感に満ち溢れており、近年のトレンドであるハンマーヘッドをモチーフにしたフロントフェイスはリアコンビネーションランプ同様に横一文字に点灯する仕様となっています。

 インテリアもトヨタのフラッグシップセダンらしく落ち着きのある仕上がりで、杢目調パネルをトーンを落とし、統一感のある内装に仕上げています。

 また後席は歴代クラウンのなかで最も居住性に優れており、クラウンセダンがショーファーカーニーズに対応した表れといえるでしょう。

 そんなショーファーカーなどの法人利用も多いクラウンセダンを、タクシーとして早くも導入しているモデルがX(旧Twitter)で話題となっています。

 新型クラウンシリーズではすでに「クラウンクロスオーバー」を導入しているタクシー業者もありますが、クラウンセダンのタクシーは大型化したボディサイズや高級感、伝統的なセダンタイプであることから、また違った印象を受けます。

 また今回目撃されたのが夜だったこともあり、ルーフに装着された行灯が光り輝き、その存在感を強調していました。

 そんなクラウンセダンのタクシー仕様について、投稿したM氏に話を聞くと「大黒PAで見かけました、正直最初見た時はその存在感にかなり驚きました」と答えてくれました。

 また、今回の書き込みには多くのコメントが寄せられており「モデリスタのフルエアロ付きでめちゃくちゃカッコ良い」や「夜なのに存在感がすごい」など、新型クラウンセダンのタクシー仕様に対する高評価の声が多数寄せられていました。

 それ以外にも「クラウン=タクシーのイメージ通り」など、新型クラウンセダンのタクシー仕様に違和感がないとのコメントも寄せられていました。

 ほかにも「これ、普通に乗りたいだろ」や「乗る予定なくても目的地作って乗りたい」など、新型クラウンセダンのショーファーカーとしての魅力を体験したいという声も見受けられました。

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 今回の新型クラウンセダンの目撃情報に対する投稿に数多くのインプレッションがあり、多くのコメントが寄せられていました。

 クラウンセダンのタクシーは、タクシーでありながらもその高級感や後席の快適性により、ハイヤー感覚で目的地までの送迎を体験できそうです。