DSオートモビル・ブランドのフラッグシップSUV「DS 7」の特別仕様車「DS 7 RIVOLI E-TENSE 4x4」が、2024年5月16日から発売されます。どのようなモデルなのでしょうか。

特別なレザーとダイヤモンドステッチで高級感アップ

 2024年5月16日、ステランティスジャパンはDSオートモビル・ブランド(以下、DS)が展開するフラッグシップSUV「DS 7」の特別仕様車「DS 7 RIVOLI E-TENSE 4×4(ディーエス セブン リボリ イーテンス フォーバイフォー)」を発表しました。同日より発売を開始します。

 DS7は、当初日本では2018年7月から「DS 7 クロスバック」として販売が開始されました。

 そして2023年4月に名称をDS 7と改めると同時に、大幅なマイナーチェンジが施され現在のモデルに至ります。

 今回発表された特別仕様車DS 7 RIVOLI E-TENSE 4×4の特徴は、内外装にあります。

 インテリアには、特別仕様車ならではのバサルトブラックのグレインレザーを使用。

 そこにダイヤ模様のステッチを随所にあしらった、シックで上質感のある仕立てとなっています。

 足元には、新デザインの19インチアロイホイール「Edinburgh(エディンバラ)」を特別装備し、スマートな足周りを演出。

 ボディカラーには、落ち着いた印象のグリラケ(グレー)を採用しています。

 パワートレインは、1.6リッター直列4気筒直噴ターボエンジン、およびフロントモーター、リアモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド「E-TENSE 4×4(イーテンス フォーバイフォー)」を採用し、システム合計最高出力300ps、最大トルク520Nmを発揮します。

 77kmのEV走行レンジ、WLTCモード燃費は15.8km/Lを誇り、環境性能割およびエコカー減税の対象となります。

 なおベースモデルとなるDS 7には、大型のスライディングルーフや先進のラインティング「DSピクセルLEDビジョン3.0」を装備し、対向車や先行車の乗員の眩しさを低減します。

 加えてフロントフェイスの両脇に4本ずつ、垂直方向のライトシグネチャーが特徴の「DSライトヴェール」が備えられ、光の装飾美を演出します。

 また、全DSブランドモデルには、2024年2月から対話型生成AI音声アシスタント機能の「ChatGPT」を標準で搭載しています。

 ステランティスジャパンはChatGPTについて、ドライブ先の豆知識を教えてくれたり、何気なく浮かんだ疑問に答えてくれるなど、より楽しく快適なカーライフを実現させるアイテムだと説明します。

 DS 7の特別仕様車RIVOLI E-TENSE 4×4の価格は794万4000円(消費税込み)です。