2024年5月20日に札幌エムケイは、同月15日にレクサス「LM」を1台ハイヤー車両として導入したことを発表しました。

超高級ミニバンで移動時間を贅沢に

 2024年5月20日に札幌エムケイ(以下、札幌MK)は、同月15日にレクサス「LM」を1台ハイヤー車両として導入したことを発表しました。

 LMはレクサスのフラッグシップミニバンで、初代モデルは2020年に登場しました。

 車名は、すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げるという意味の「ラグジュアリームーバー」に由来。

 高級ミニバンをショーファーカーとして用いることの多い、アジア圏へのニーズに対応するモデルとして誕生しました。

 現行型となる2代目は2023年12月に発売され、日本国内へ初めて正式投入されています。

 2代目では初代の価値や存在意義をあらためて見直し、プラットフォームから内外装に至るまで一新され、より優美かつ豪華なクルマに仕上げられました。
 
 ボディサイズは全長5125mm×全幅1890mm×全高1955mm、ホイールベースは3000mmとなっています。

 パワートレインは最大出力275ps・最大トルク460Nmを発揮する、2.4リッター直列4気筒ターボエンジンに前後モーターを組み合わせるハイブリッドで、トランスミッションは6速ATを採用。駆動方式は4WDです。 

 今回、札幌MKに導入されたLMは、4人乗りモデルのグレード「EXECUTIVE(エグゼクティブ)」です。

 前後席間にパーティションを設けており、そこには48インチ大型ディスプレイと冷蔵庫が収まります。

 さらに、パーティション上部には乗員とその周辺温度を検知するセンサーや、左右のアームレストには、タッチ式コントローラーのリヤマルチオペレーションパネルを装備。

 シートの調整やマッサージ機能の呼び出し、ブラインドの開閉などをお好みに合わせてコントロールすることができます。

 これらの機能によって、まるで国際線ファーストクラスのような移動時間を過ごすことが可能です。

 今回の導入に先駆けて、同年1月にグループ企業の中核である、京都のエムケイ株式会社(以下、京都MK)が同モデルを導入しており、多くのお客様から喜ばれているといいます。

 札幌でもインバウンドなど、観光での利用が増加していく中で、お客様により良い移動空間を提供したいという想いから導入に至ったとのことです。

 札幌MK社長の本間優友氏は「広々とした後部座席は移動するオフィスとしても、また、移動を快適にゆったりとお寛ぎいただけるプライベート空間としても充実した車となっております。ご用命を心よりお待ちしております」とコメントしています。

 LMのハイヤー料金は札幌市内発着で、3時間36510円(税込)、以後30分ごとに3720円(税込)となっています。