英国トヨタは、「カローラツーリングスポーツ(日本名:カローラツーリング)」をベースにした警察車両を初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

数々の専用装備を備えた英国の「カローラパトカー」とは?

 トヨタ英国法人は2024年6月11日、「カローラツーリングスポーツ」をベースとした警察車両(以下、カローラパトカー)を初公開しました。
 
 カローラツーリングスポーツは、日本で「カローラツーリング」として販売されているステーションワゴンです。

 カローラは信頼性と耐久性に優れているほか、ハイブリッドシステムによる低燃費性能と排出ガス削減というメリットも備えていることから、パトカーに仕立てるのに最適だと同社はいいます。

 今回、英国のトヨタ工場である「トヨタ・マニュファクチャリング・UK」(TMUK)はカローラパトカーの生産を記念し、欧州で販売されるカローラを生産するバーナストン工場でお披露目イベントを開催しました。

 TMUKは過去2年間、パトカーの入れ替えやアップグレードの際にどのような装備が必要なのか、多くの警察と緊密に協力して検討してきたといいます。

 そして完成した新たなカローラパトカーは、1.8リッターハイブリッドを搭載した「アクティブ」と2リッターハイブリッドを搭載する「アイコン」の2種類を用意。衛星ナビゲーションやパーキングセンサーといった安全装備が追加されました。

 さらに、ルーフに取り付けられたライトバーや内外装のイルミネーション、サイレン、無線システム、衝撃に耐える二次電池装置と制御システムを装備したほか、青・黄色・オレンジのカラーリングオプションが施され、現在、英国全土の警察に提供されています。

TMUKでは、バーナストン工場の特殊車両事業部の専門チームが改造作業を実施。完成車両がトヨタの高品質基準を満たすように確認しながら生産しており、最先端の設備を使用することで、生産台数を週15台まで拡大する予定となっています。

 TMUKのマネージング・ディレクターであるリチャード・ケンワーシー氏は次のようにいいます。

「私たちは、英国内のトヨタの全部門とさまざまな警察署と協力し、警察当局の厳しい要件を満たす車両を提供することができました。

 カローラが警察に選ばれる車両のひとつとなったことを誇りに思います」