高知市の土佐山で子どもたちがアユの放流体験を行いました。1年生の児童たちにとって土佐山の自然に触れる最初の機会になったようです。

高知市の義務教育学校土佐山学舎では児童に自然に直に触れることを大切にしてもらおうと、鏡川漁業協同組合の協力で10年ほど前から毎年アユの放流体験を行っています。20日は1年生13人が参加し、およそ1300匹のアユを放流しました。

「さようなら」
「思ったよりもでかい」
「あそこめちゃめちゃおるで見て」

放流が始まると、子どもたちはアユを手に取ったり、においを嗅いだりしてアユと触れ合っていました。

(児童)
「アユがぬるぬるしてかわいかった」
(児童)
「手で逃がせてよかった。楽しく泳ぎよった」

鏡川漁業協同組合によりますと鏡川におけるアユの遡上はここ数年減少傾向にあるということです。