仁井田神社のご神木が高知市の天然記念物に指定されました。樹齢は700年以上。地域を見守り続けてきたご神木から、地域の子どもたちもパワーをもらったようです。

樹齢700年以上、長年にわたって地域住民や参拝者を優しく見守り続けてきた仁井田神社の「オオクス」。地域のシンボルともいえるご神木を天然記念物にしようと地域住民が中心となって署名活動を行い、2024年3月、(1991年以来)令和となって初めて、高知市の天然記念物に指定されました。

21日は指定を記念したセレモニーが開かれ地元のみさと幼稚園の子どもたちが駆けつけました。

KUTV

「クスノキさん、これからもいっぱいいっぱい長生きして、僕たち私たちを守って下さい!」

子どもたちはご神木をみんなで囲んでそのパワーを感じた後、いつも見守ってくれているご神木に歌をプレゼント。普段は厳かな神社に、きょうは子どもたちの元気で明るい声が響きました。

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歌の後はご神木の加護を受けられるというお守りがプレゼントされ子どもたちは大喜びでした。

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「クスノキさんのパワーをもらえて嬉しかった」
「(Q.何のために歌を歌った?)クスノキ。(Q.どんな気持ちを込めた?)優しい」
「大きい高いパワーをくださいって言った」

(仁井田神社 吉野 慶 宮司)
「神社だけではなく地元の方々の熱い思い・熱意が実ったことを、心から感謝しております。地元だけじゃなく高知県下多くの方にも知っていただいた中で近くにお越しの際には参拝していただいて、園児たちのようにクスノキさんのパワーをいただければと思っています」

令和初の高知市の天然記念物となった仁井田神社の「オオクス」。これからもずっと、地域を見守り続けます。