自転車の利用者に交通ルールを守ってもらおうと5月の自転車月間に合わせて21日、高知県内各地で取り締まりが行われました。

自転車の取り締まりは県内31か所で行われました。このうち高知市のはりまや橋付近では、警察官が、並走したりイヤホンを付けて走行したりしている自転車を呼び止め、交通ルールの順守を呼びかけました。また、先週閣議決定された、自転車の交通違反に反則金が伴う青切符を適用する改正道路交通法についても説明していました。

(警察官)
「法律が変わりますので、自転車も同じように違反確定するようになります」

(県警交通指導課 岡田幸也 次長)
「自転車は運転免許がなくても誰もが手軽に利用できる乗り物がゆえに交通ルールが軽視されているのかなと感じておりますので、ぜひ自転車を利用される際は正しい交通ルールをしっかりと理解して、安全安心に乗っていただきたいと思います」

ところで県教育委員会などは、来年度から県立学校の新入生の自転車通学の条件にヘルメットの所持を盛り込む方針で、担当者は「ヘルメットの所持から他の交通ルールにも意識を向けてほしい」と話しています。