下田川小2男児溺死 第三者委でいじめの有無調査へ

下田川小2男児溺死 第三者委でいじめの有無調査へ

今年8月、高知市を流れる下田川で小学2年生の男の子が溺れて死亡しました。事故を受け南国市教育委員会は、「客観的な立場から死亡した原因を判断することが必要だ」として第三者委員会を設置し、調査を進める方針であることが分かりました。

今年8月、高知市の下田川で友人4人と遊んでいた南国市稲生の小学2年生、岡林優空くん(7)が溺れ、死亡しました。一緒にいた友人への聞き取りや通りがかった人の目撃情報などから警察は「事故」と判断しています。この件について優空くんの父、宏樹さんは、事故の背景にいじめがあったのではないかとして、今月、南国市教育委員会にいじめの調査を行う第三者委員会の設置を求める要望書を提出していました。要望書で宏樹さんは「以前からいじめと捉えられる被害を受けていた」などと主張しています。

「残された家族としては、本当に優空の死亡が単純な水難事故によるものだったのだろうかと疑わずにはいられないのが正直なところです。私は南国市教育委員会及び稲生小学校には本件事件といじめとの関連について適切な調査を行い、その結果を私たち家族にきちんと説明してもらいたいのです」(岡林宏樹さん)

文部科学省の「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」には、「申し立てがあった時は、その時点で学校が『いじめの結果ではない』あるいは『重大事態とはいえない』と考えたとしても、重大事態が発生したものとして 報告・調査等に当たること」と記されていて、申し立てがあった段階で、調査を行うことが義務付けられています。

このため南国市教委は今後、様々な機関から推薦を受けた委員による第三者委員会を設置する方針です。市教委は、「いじめについての不確かな情報があり、客観的な立場から死亡した原因を判断することが必要だ」と話しています。


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